【WEC公開計量】コンディット×三浦、ともに一発パス
日本の三浦広光が、カーロス・コンディットの持つ世界ウェルター級王座に挑戦するWECラスベガス大会。大会開催がいよいよ明日に迫るなか、2日(土・現地時間)に公開計量が行われた。
【写真】自らのルーツであるメキシコでの中継も決定し、負けれらない王者コンディット (C) ZUFFA
メインイベントで行われる、WEC世界ウェルター級選手権試合。挑戦者の三浦は1ポンド・アンダーの169ポンド、コンディットは1/2ポンド・アンダーの169.5ポンドと、ともに一度目の計量でパス。仕上がりの良さがうかがえた。
WEC世界ライトヘビー級選手権試合に出場する王者ブライアン・スタンがリミットを3.5ポンドも切る201.5ポンド。挑戦者のスティーブ・カントウェルがリミットいっぱいだったこともあり、大会当日、体の大きさに違いが出るかもしれない。
もう一つの世界戦、ライト級王者ジェイミー・バーナーに挑むマーカス・ヒックスは1ポンド・オーバーとなり、再計量でリミット丁度の155ポンドでパス。もう一人、日本から出場する大沢ケンジは、レギュレーション規定に沿う135.5ポンドで計量を終えている。
また、WECは7月末に、当大会よりメキシコのフリーTV局「カデナ・トレス」で中継開始を発表。米国外での放送は、カナダのTSNネットワークに続き二カ国目となる。
今大会のメインに出場するウェルター級王者コンディットを始めとし、バンタム級王者ミゲール・トーレス、フェザー級トップコンテンダーのレオナルド・ガルシア、マニー・タピア、ドミニク・クルスなど、数多くのメキシカンファイターが活躍しているWEC。メキシコでの中継開始は、ボクシング王国でMMAの普及が本格的に始まっていることを意味しているのかもしれない。計量結果は以下の通り。
<WEC世界ウェルター級選手権試合/5分5R>
[王者]カーロス・コンディット:169.5ポンド(76.8キロ)
[挑戦者]三浦広光:169ポンド(76.6キロ)
<WEC世界ライトヘビー級選手権試合/5分5R>
[王者]ブライアン・スタン(米国):201.5ポンド(91.3キロ)
[挑戦者]スティーブ・キャントウェル:205ポンド(92.9キロ)
<WEC世界ライト級選手権試合/5分5R>
[王者]ジェイミー・バーナー:155ポンド(70.3キロ)
[挑戦者]マーカス・ヒックス:155ポンド(70.3キロ)
<バンタム級/5分3R>
ブライアン・ボーウェルス:136ポンド(61.6キロ)
ダマッシオ・ペイジ:135ポンド(61.2キロ)
<フェザー級/5分3R>
ミカ・ミラー:145ポンド(65.7キロ)
ジョシュ・グリスピ:145ポンド(65.7キロ)
<ウェルター級/5分3R>
カルロ・プラター:170ポンド(77.1キロ)
ブロック・ラーソン:171ポンド(77.5キロ)
<ウェルター級/5分3R>
デイブ・テレル:170ポンド(77.1キロ)
ブラス・アベナ:170ポンド(77.1キロ)
<ライト級/5分3R>
シェーン・ローラー:155ポンド(70.3キロ)
トッド・ムーア:154ポンド(69.8キロ)
<ライト級/5分3R>
マイク・バドニック:154ポンド(69.8キロ)
グレッグ・マッキンタイア:155ポンド(70.3キロ)
<バンタム級/5分3R>
スコット・ヨルゲンセン:135.5ポンド(61.4キロ)
大沢ケンジ:135.5ポンド(61.4キロ)