【IT’S SHOWTIME】スティーブルマンズ、空砲判定勝ち
<70キロ/3分3R>
ウォーレン・スティーブルマンズ(南アフリカ)
Def.判定5-0
ケネス・ファン・エスフェルデ(ベルギー)
【写真】勢いはあったのだが、正確性が欠けたスティーブルマンズ。エスフェルデも要所でローを蹴り込み、健闘していた(C) BEN POINTER/EFN
南アフリカのウォーレン・スティーブルマンズと、ベルギーのケネス・ファン・エスフェルデが激突。ほぼ互角の対決は、どんな結末が待っているのだろうか。
1R、ローキックの蹴り合い。ケネスが右ハイキック。これはスティーブルマンズに軽く入る。スティーブルマンズは、右ストレートを伸ばす。プレッシャーをかけて、左ストレートを繰り出すスティーブルマンズ。ボディへのストレートもいい。ケネスは前蹴りを繰り出すも、押されてしまう。左フックで攻めるも空振り。スティーブルマンズは、強烈なローキック、左ストレートでペースを掴んだ。
2R、ステップを使うケネス。スティーブルマンズは、左右のフックを振り回す。かわすケネスは、前蹴りからストレート系のパンチで反撃。スティーブルマンズは、やや大振りが目立つ。ケネスは、パンチをかわしながら、チョコチョコとパンチを入れていく。スティーブルマンズは、ローキックからパンチを組み立てていく。パワーと圧力ではスティーブルマンズだが、手数ではケネスか。
3R、前へ出てパンチを打っていくスティーブルマンズ。ケネスは反撃するも、クリンチが目立つ。スティーブルマンズも、なかなか攻撃が当たらずにイライラしている様子。バランスを崩す場面が目立つ。ケネスは、パンチを打ちながらクリンチする老獪なテクニック。相手をイライラさせて、カウンター狙いか。ペースを掴めないスティーブルマンズ。
さらに大味になっていく。スティーブルマンズが左ハイキックを決めるが、これは当たりが浅い。ここでゴング。終盤は押された感のあったスティーブルマンズだが判定で辛勝した。