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【Strikeforce】急遽実現、対戦相手変更の4選手会見

2010.12.04

Silva2日(木・現地時間)に行われたStrikeforce「Henderson vs Babalu」記者会見。これまで上位3カードに出場するファイターのコメントをお届けしてきたが、ここでは残りのSHOWTIME出場4選手、アントニオ・シウバ、マイク・カイル、ベンジー・ラダック、そしてオヴァンス・サンプレーのコメントを紹介したい。(要約)

【写真】昨年11月にベルドゥムに敗れたものの、5月にアンドレ・オルロフスキーを破り、再びトップ戦線に絡んできたペイザォン・シウバ (C)ESTER LIN/ STRIKEFORCE
アントニオ・ペイザォン・シウバ

「対戦相手がギリギリのところで変更されても、自分は何も変わりない。ヒョードル、ヴェルドゥム、アリスターと戦いたいが、彼らが対戦を嫌がるなら、世界のトップファイターとの対戦を希望する。

ストライクフォースが与えてくれる相手と戦い続けたいと思っている」


Kyleマイク・カイル

【写真】昨年6月には現ストライクフォース世界ライトヘビー級王者ハファエル・フェイジャォンにKO勝ちしているマイク・カイル。その後、ベルドゥムには敗れたものの現在はNCを1試合挟んで、5連勝中のKOTCチャンピオンだ(C)ESTER LIN/ STRIKEFORCE

「試合の5日前に戦うことが決まったけど、こういう状況で試合の機会を得ることは、普通によくあることだ。それはAKAで練習しているから、常にグッドコンディションをキープできており、いつでも準備が整っているからだ。

アントニオ・シウバのような重い選手と戦うのは、ナーバスになる。でも、スピードを使って勝つ。体格が違っても、3RにKO勝ちできると思っている。

勝つためにやってきた。ただ、誰かの対戦相手として試合に出るわけじゃない。全く負けるつもりはない。

ライトヘビー級で戦うほうが良いが、ベストガイとベストの戦い方ができるベストの一人であることを見せたい」

Radachベンジー・ラダック

【写真】UFC~IFL~EXC~Strikeforceとキャリアを重ねてきたベンジー・ラダック。実に1年7カ月ぶりの実戦復帰となるが、ライトヘビー級はこれまでになく重いウェイトでの試合となる。本来はミドル級のファイターだ(C)ESTER LIN/ STRIKEFORCE

「この短期間で試合を受けることになったので、少しナーバスになっているけど楽しみでもある。本来はもっと作戦を考えて戦う方だが、たった10日ほどでオヴァンスと戦うことになったからね、まぁ出たとこ勝負だよ。

大きな負傷をして、1年間、戦えなかったから、誰が相手だろうが、こうやって再び戦えることを嬉しく思う」

Saint Preuxオヴァンス・サンプレー

【写真】11月19日のCHALLENGERSでアントワン・ブリットに判定勝ちしたばかりのオヴァンス・サンプレーの試合が急遽組まれた。彼にとっては思わぬビッグチャンスの到来といえる(C)ESTER LIN/ STRIKEFORCE

「この試合に関して、マネージャーから電話を受けたときは本当に驚いた。試合を終えたばかりだったけど、練習もしていたし、問題なかったから『OK、やるよ。土曜日に戦って、ストライクフォースでのし上がってやる』って返答したんだ。

MMAを始めたとき、ほとんど一人だけでやっていた。複数のコーチ、そしてメインのフィジカル・コーチが僕を、速く、隅から隅まで強くしてくれた。

ラダックがケガで欠場していたことは知っているけど、彼は間違いなくパンチの力のあるグレート・ファイターだ。でも、強打には本当に自信がある。彼が打ち合いたいなら、応じるだけさ。この試合は凄いファイトになることは間違いない」

■Strikeforce 「Henderson vs Babalu」主な対戦カード

<ライトヘビー級/5分3R>
ダン・ヘンダーソン(米国)
ヘナート・ババル(ブラジル)

<ミドル級/5分3R>
ロビー・ローラー(米国)
マット・リンドランド(米国)

<ウェルター級/5分3R>
ポール・デイリー(英国)
スコット・スミス(米国)

<ヘビー級/5分3R>
アントニオ・シウバ(ブラジル)
マイク・カイル(米国)

<ライトヘビー級/5分3R>
ベンジー・ラダック(米国)
オヴァンス・サンプレー(ハイチ)

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