【IFC】第1試合はイスラエル人ファイターが一本勝ち
<ライト級/5分3R>
ロイ・ペレツ(イスラエル)
Def.1R3分00秒/三角絞め
ファブリシ・リコノー(フランス)
【写真】まだまだ未知のイスラエル格闘技界だが、ペレツはごくごくアベレージのMMA的な試合をオープニングファイトで見せた。観客のレスポンスの良さも、新鮮に感じる(C) Eliran Avital
PRIDE時代が懐かしい、レニー・ハート女史がケージに入りリングアナを務めた同大会。そのオープニングファイトに出場するペレツが、その美声に導かれ花道に現れた。イスラエルの柔術家のペレツは、遠い距離から飛び込むが、リコノーからテイクダウンを奪うことはできず、引き込む。
すぐにリバーサルに成功したペレツだったが、リコノーはそのままギロチンへ。首を抱えたまま、後方にペレツを投げ捨てたリコノーが、スタンドに戻る。再びテイクダウンを仕掛けてきたペレツにギロチンを仕掛けたリコノーは、首を引き抜かれてサイドを奪われる。エルボーを落としたペレツは、マウントを奪うも、直後に態勢を入れ替えられる。
と、ガードをからペレツが三角へ。ケージ際で、思い切り右のパンチをボディに落としたリコノーだったが、直後にタップ。母国ファイターの勝利に、観客席は大いに沸き上がった。