【Gladiator027】野口蒼太が鶴屋健人と激しい打ち合いを展開。TDの差で判定勝利を収める
【写真】ノーガードで打ち合う場面もあったが、野口が要所でTD&バックコントロールした(C)MMAPLANET
<フェザー級/5分2R>
野口蒼太(日本)
Def.3-0:20-18.20-18.19-19(野口).
鶴屋健人(日本)
鶴屋のセコンドは父・鶴屋浩、弟・鶴屋怜がつく。野口が前に出て右ロー、右ストレートから右ローを蹴る。鶴屋もそこに右を合わせる。積極的に前に出る野口だが、鶴屋が左フックから右ストレートを打ち込む。さらに野口のローに右ストレートを合わせる鶴屋。野口は一旦ケージ内を走るようにして距離を取る。
鶴屋がパンチで前に出ると、野口がダブルレッグを合わせてテイクダウンしてマウント、バックへ。鶴屋は足を入れさせずに立ち上がる。鶴屋は飛びヒザ蹴りも見せて 右ストレートから左フック。野口は再びダブルレッグに入ってバックへ。ここも立ち上がった鶴屋は左右のフックで突進し、ガードを下げてパンチ勝負に出て、何度も右を当たる。野口も右を振って前に出て鶴屋をケージに押し込み、細かくパンチを入れる。残り10秒、消耗が激しい両者は手数が減った。
2R、野口が右カーフと右ストレート。鶴屋も右を返すが、野口が右カーフを連打する。鶴屋は飛びヒザを狙うが当たらない。野口も飛びヒザを狙うが着地の際にバランスを崩す。鶴屋はその立ち際に距離を詰めてパンチを連打する。野口はカーフを蹴ってシングルレッグで組みつき、バックに回るとボディロックしてコントロールする。
鶴屋は立ち上がって野口の手のクラッチを切って向かい合い、今度は鶴屋が組みつく。野口はそれをがぶって距離を取った。鶴屋が右ボディストレートから左フック。野口が右カーフを蹴る。鶴屋はは突進しながら左右のフック。組んだ野口がテイクダウンしてバックへ。鶴屋は動きが止まり、野口がコントロールする時間が続く。終盤、野口はコントロールを外してパンチをまとめる。鶴屋も前に出て、最後はお互い顎を引いての打ち合いを展開。ここで試合終了となり、テイクダウン力の差で野口が判定勝利を収めた。