【ONE FN21】シートベルトRNC=ルオトロチンで、ケイドがフランシスコ・ロを一蹴。MMA初陣へ
【写真】もう見事過ぎる。そしてMMA挑戦かぁ……(C)ONE
<サブミッショングラップリング180ポンド契約/10分1R>
ケイド・ルオトロ(米国)
Def.4分48秒by ルオトロチン
フランシスコ・ロ(ブラジル)
コメインで防衛戦が控えているタイもコーナーに就いたケイド。ローシングル気味に足首を2度触ったロに対し、ケイドは首に手を回してスナップダウン。ロはジャンピングは外されたが、ケイドのボディロックに思い切りに投げを打つ。これをすかしたケイドがトップを取り、ロがクローズドガードを取る。四の字でフックして固めるロ、レフェリーがブレイクを命じて頭を中に向かせる。
右腕を狙うロを潰したケイドはガードを割りいくが、立ち上がったところでスタースイープからスクランブル──試合はスタンドに戻る。ロはジャンピングガ―ド、ここからスイープを狙う。ロのリバースデラヒーバを捌いたケイドは、一瞬背中を向けてたところで一気のダイブからバック奪取、シートベルトのままRNCでタップを奪ってしまった。
「ADCCでタイがペドロ・マリーニョに極めたフィニッシュで、あんなにきれいな一本は見たことなかった。絶対的な僕らの兵器で、今日見せることができて凄く嬉しい。RNCと肩固めの間なんだ。ルオトロチンだよ」と話したケイドは、6月7日のONE167におけるブレーク・クーパーとのMMAデビュー戦に向けて「人生を賭けて柔術をやってきたけど、より戦いを……マウントを取って殴ってパスみたいなことをやってみたいんだ」と話し、恒例となった5万ドルのボーナスを手にした。