【UFC117】ヘンドリックス、ブレネマンからパンチで快勝
■第4試合 ウェルター級/5分3R
ジョニー・ヘンドリックス(米国)
Def.2R40秒/TKO
チャーリー・ブレネマン(米国)
いきなり激しい打撃戦を繰り広げた両者、ブレネマンが組みついていくが、ヘンドリックスはがぶりからヒザを頭部に突き上げていく。距離ができると、ブレネマンが蹴り、さらに左右のフックを繰り出し、再びテイクダウン狙いで組みついていく。尻持ちをついたヘンドリックスに対し、足をコントロールししっかりと背中をつかせようとしたブレネマンだったが、レフェリーがブレイクを命じて試合はスタンドへ戻る。
左ローから距離を詰めたヘンドリックスに対し、ブレネマンはヒザを突き上げ、ついにクリアテイクダウンを奪ったところで、1Rはタイムアップとなった。
2R、左フックを狙ったヘンドリックスは、ブレネマンが前に出てくるところに左を打ち込む。この一撃を受け、前方に倒れそうになったブレネマン。寸前のところでヒザをつき、組みつきながら、再び立ち上がってパンチを振るうが、その大振りのパンチに対し、ヘンドリックスの左ストレートと、右フックが交互に顔面に命中する。
再びヒザをつきながら、ブレネマンは必死の形相で立ち上がって左を振るうた。しかし、直後のその顔面をヘンドリックスの左が捉えると、ブレネマンが初めて後方に倒れる。ここでレフェリーが、両者の間に割って入り、試合をストップ。ヘンドリックスがTKO勝ちを収めた。