この星の格闘技を追いかける

【DWCS S07Ep04】ブアカーオ、シッティチャイと戦ったサルバドール、ブラジ・オキの左ボディに下る

<ライト級/5分3R>
ブラジ・オキ(ベルギー)
Def.1R2分46秒by TKO
ディラン・サルバドール(フランス)

Eagle FC~UAEWを経てコンテンダーシリーズに辿り着いたサルバドールは、キックボクサー時代にブアカーオやシッティチャイと戦い、7年前にはK-1にも出場しているファイターだ。対してオキはオランダやベルギーで戦ってきた。

左右にジャンプをするように動くサルバドールが、ヘッドムーブでオキのパンチをかわしたが、直後に右ストレートを打たれ右ハイをブロックする。前蹴りを顔面に入れたサルバドールは左ハイをキャッチされ後方に倒される。オキはスタンドで待ち受け、パンチを纏めていく。ブロックしたサルバドールが左ロー、パンチは力が入っているか。オキのボディにストレートに右のカウンターを合わせようと下サルバドールが圧を高め、左ミドルを蹴る。

さらにジャブに左インローを決めたサルバドールだが、逆に左ローに右を受け、さらに左でボディを抉られる。これで動きが止まり、下がったサルバドールに対しオキが顔面にパンチをラッシュ。ヒザ、ヒジ、最後は腹を殴られて、しゃがみこんだサルバドールを見てレフェリーが試合を止めた。

「僕は試合前に多くを語らないけど、試合を見てもらえれば分かってもらえる。元ムエタイのファイターはスロースターターだから、最初からプレッシャーをかけてんだ。左ボディショットは僕の得意技だ。僕はスナイパーだから、隙を見つければ打ち抜く。ベルギー」とナイジェリアを代表してUFCで戦いたい。僕は何もないところから始めて、ここまできた。この試合は亡くなった親友に捧げたい。そして、僕の弟もいつも一緒にいる」とオキはバックステージで静かに話した。


PR
PR

関連記事

Movie