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【UFC115】フランクリン、一撃KO勝利も骨折の疑い!?

2010.06.13

【写真】リデルの動きは決して悪くはなく、フランクリンはそのミドルをブロックした際に腕を痛めた (C) ZUFFA

■第11試合 ライトヘビー級/5分3R
リッチ・フランクリン(米国)
Def.1R4分55秒/TKO
チャック・リデル(米国)

前に出るリデル、フランクリンのローでバランスを崩すが、自らもローを蹴り込む。細かいパンチの交錯の後、フランクリンが組みついていく。距離を取り直したフランクリン、距離を詰めるリデルのパンチがヒットする前に、その拳が届く。

右フックからシングルレッグでテイクダウンを奪ったリデルだが、フランクリンはバタフライガードから立ち上がることに成功する。

気がつけば、左目の上をカットしたリデルにフランクリングは前蹴り。ミドルを蹴り込むが、リデルの右で一瞬にして攻守交代する。明らかにダメージの残るフランクリンに、深追いをしなかったリデル。残り時間30秒になると、リデルはハイキックから距離を詰めて右エルボーを打ち抜くと、追い打ちの右ストレートにフランクリンは右を合わせる。

この一撃がモロにリデルの顔面を捉える。後方にもんどりうって倒れたリデルは、この時点で気を失っていたようだが、フランクリンは右のパウンドを打ち込み、勝利を決定つけた。左手を骨折した疑いのある勝者は、ライトヘビー級かミドル級か、どちらで戦うのかというジョー・ローガンの問いに「UFCの決定に従う」と、らしく優等生的な発言を残した。

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