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【UFC270】良い子は真似厳禁ファイト。ヴァルデス、3分で6度のダウン。フレヴォラがパウンドアウト

<ライト級/5分3R>
マット・フレヴォラ(米国)
Def.1R3分15秒by TKO
ヘナロ・ヴァルデス(メキシコ)

10勝0敗、コンテンダーシリーズからオクタゴン初陣を迎えたヴァルデス。ジャブから右ハイを見せたフレヴォラの前進に右フック、ヒザ蹴りをヴァルデスが見舞う。そこにフックを当てるフレヴォラは前蹴りを掴んで右を打ち込む。さらに左を当てて、ダウンを奪ったフレヴォラは立ち上がったヴァルデスのフックに左フックを打ち込み2度目のダウンを奪取。

スクランブルでギロチン、バックに回ってパンチを放つフレヴォラだが、ヴァルデスも離れ、反撃の機会をうかがう。それでもフレヴォラはヒザ蹴りを連打し、フックで3度目のダウンを奪うと鼻血を流して、打ち返してくるヴァルデスからもう1度殴り倒す。パウンドを連打されながら立ち上がって拳を振るうヴァルデスとの足を止めての打ち合いで、フレヴォラは右を打ち抜く。

フレヴォラは倒れたヴァルデスのバックに回ってチョーク。ブリッジで逃れようとしたヴァルデスだが、すかしたフレヴォラのマウントパンチで下を向く。バックマウントで固定したフレヴォラのパウンドの連打に、ついにレフェリーが試合を止めた。

観客熱狂のド迫力の殴り合い、6度のダウンにも勝負を諦めなかったヴァルデスは、これぞコンテンダーシリーズ上がりというファイトを見せたが、パンチを受けない術で上回ったフレヴォラの――何が起こる変わらない打ち合いでの――完勝だった。


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