【BRAVE CF47】アクメットFC所属11勝1敗のアブドゥルコザエフが、キルギスのアブドラシトフに殴り負ける
<68キロ契約/5分3R>
ネマット・アブドラシトフ(キルギス)
Def.2R2分27秒by TKO
アンゾル・アブドゥルコザエフ(ロシア)
11勝1敗のロシアン、アクメット・ファイトクラブ所属の新鋭アブドゥルコザエフと15勝8敗のキルギス人ファイター=アブドラシトフの対戦。ロシアンにしては細身のアブドゥルコザエフはスイッチを織り交ぜ、慎重な立ち上がりを見せる。オーソのアブドラシトフは左手を伸ばし、アブドゥルコアエフの右をバックステップでかわし左ローを蹴る。
アブドゥルコザエフも右ローを返し、頭を振って間合を図り再び右ロー、続く右ストレートを顔面にヒットさせる。手数の少ないアブドラシトフは大振りの右フック、アブドゥルコザエフがローから再び右を狙う。アブドラシトフはスピードの乗った右ミドルを決め、アブドゥルコザエフはオーソの時間が増えるようになる。
それでもスイッチして左ロー、右ジャブを放ったアブドゥルコアエフがここでアブドゥルコザエフが、アイポークがあったと中断を要求。聞き入れられ、直ぐに試合が再開される。
残り1分、じりじりと前進するアブドラシトフはアブドゥルコザエフのワンツー後に、組んでケージに押し込む。いなそうとしたアブドゥルコザエフだが、右を差したアブドラシトフが態勢を保ち、大内刈り狙いからパンチを打っていく。アブドゥルコザエフが離れた直後に初回が終了した。
2R、初回と同様に距離の測り合いからアブドラシトフが左ハイを繰り出し、右ローを蹴る。アブドゥルコザエフはサウスポーから右ジャブも、アブドラシトフのローが勢いを増してくる。圧を強めるアブドラシトフが右フック、続いて前蹴りを放つ。カーフの蹴り合い後、アブドラシトフが右ストレートを入れる。アブドゥルコザエフがダブルレッグでテイクダウンを奪い、スクランブルでニンジャチョーク。体を捻って離れたアブドラシトフのバックを伺う。
シングルを取りながら正対したアブドラシトフは、アブドゥルコザエフの左足で取ったままで、右フックを思い切り打ち込む。アゴに拳の直撃を受けたアブドゥルコザエフは腰からキャンバスに崩れ落ち、パウンドの連打に勝負は決した。