【Gladitoar013】テンプル打たれ大ピンチも、テイクダウンからしっかり抑えたNavEが藤田から判定勝ち
【写真】豪快な投げを決めたフライ級チャンピオンNavE。危ないシーンも見られたが判定勝ち(C)MMAPLANET
<バンタム級/5分2R>
NavE(日本)
Def.3-0
藤田健吾(日本)
フライ級王者NavEが当日計量のバンタム級で藤田と対戦。サウスポーのNavEが左を振るって前に出て組みへ。離れた藤田がローを蹴る。NavEは左ミドルを返し、藤田は再びロー。
左ローをキャッチしてシングルからクリンチに持ち込んだNavEがケージに押し込み、体を入れかえられそうになったもヒザを突き刺す。両ワキを差して押し返した藤田だが、NavEは払い腰を決めてトップを取る。
足を抜かせず、スクランブルへ持ち込んだ藤田は背中を取らせなかったが、NavEはボディロックから豪快な大腰で投げきる。
ハーフで抑えたNavEはワキをすくっていくが、藤田は譲らず肩パンチにもケージ際に移動し下からエルボーを入れる。ケージキックから立ち上がった藤田は、ボディロックでテイクタウンを奪う。
背中を譲って立ち上がったNavEは、サイドバックから殴れる展開に中途半端な距離と姿勢で振りむこうとして右フックでテンプルを打ち抜かれる。
腰から崩れたNavEは、何とか足を効かせ鉄槌を受けながらタイムアップに救われた。
2R、ダメージが気になるNavEは左を見せてシングルレッグへ。そのまま腰をコントロールし小外掛けを仕掛ける。藤田はケージを背に耐えるも、両ワキを取られスタンプで足の甲を踏まれる。
踏みつけからNavEはヒザの放ち小内刈りで尻もちをつかせる。即立ち上がった藤田はダブルをキムラで切り、バックに譲らず右を打ち込む。
これも効いたように見えたNavEはニータップで組みつき、一瞬の引き込みからスイープを決めてトップを奪取する。
足を一本抜いたNavE、戻す藤田の隙を見てパンチを打っていく。NavEは枕でプレッシャーを掛け、一気のパスからクルスフィックスにとりパンチを&エルボーの連打を見せる。
体を狙って腕を抜いた藤田だが、NavEがヒジを続けタイムアップに。初回は最後のダウンまでNavEが優勢、2RはNavEが完全にゲームコントロール。藤田が奪ったダウンがどのように評価される──結果、NavEが3-0で判定を勝ち取った。