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【UFC170】ラシャド負傷で、コーミエーのLH級転向初戦消滅…

22 日(土・現地時間)にネヴァダ州ラスベガスのマンダレイベイ・イベンツセンターで開催されるUFC170「Rousey vs McMann」。そのセミで組まれていたダニエル・コーミエーのライトヘビー級転向初戦が行われないことが、12日(水・同)にUFCから発表された。

コーミエーと対戦予定だった元UFC世界ライトヘビー級王者ラシャド・エヴァンスが負傷欠場、大会開催まで残り10日という状況で代役候補を立てることは困難で、代替カードはなし。二枚看板の一枚を失った同大会は、ロンダ・ラウジー×サラ・マクマン=UFC世界女子バンタム級選手権試合をメインに全10試合で行われる。

昨年来8月のジョゼ・アルド×アンソニー・ペティス、同じく8月のベンソン・ヘンダーソン×TJ・グラント、10月のマーク・ムニョス×マイケル・ビスピンに付随した形での11月のリョート・マチダ×ティム・ケネディ戦。さらには12月のペティス×グラント→ペティス×ジョシュ・トムソンの消滅と、デメトリウス・ジョンソン×ジェセフ・ベナビデス戦のスライド開催――と、ヘッドラインのカード変更という事態が続くUFC。コーミエー×ラシャドの一戦は、コ・メインイベント扱いではあったが、ヘビー級でタイトルを狙える実力者のライトヘビー級転向初戦だっただけに、注目度は世界戦を上回るといってもおかしくないほど注目されていた。それだけに残念なラシャドの負傷だ。なお、彼の負傷の状況においては、最近の慣例に従いUFCの発表では言及されていない。

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