【Bellator111】シウバ負傷で、レオーネがダンタスに挑戦
【写真】2013夏の陣バンタム級T初戦でフランク・バカにRNCで勝利したアンソニー・レオーネ。決勝でハファエル・シウバに 判定で敗れていた(C) Bellator MMA
3月7日(金・現地時間)にオクラホマ州タッカービルのウィンスター・ワールドカジノで開催されるBelaltor111のメインで行われる予定だった世界バンタム級選手権試合=ドゥドゥ・ダンタス×ハファエル・シウバ戦。5日(水・同)にBellatorよりシウバの負傷でアンソニー・レオーネが代役挑戦することが発表された。
シウバの負傷という事態に、ベラトールではまずシーズン9バンタム級T優勝のジョー・ウォーレンに出場を打診した。しかし、ウォーレンはヒザのリハビリ中で当初から予定されていた5月に挑戦するという線を守りたい意向を示した。そこで代役出場の白羽の矢が、2013サマーシリーズ・バンタム級Tで準優勝だったレオーネに立てられた。
「シウバの負傷により、複雑な経緯にはなったが、それでも我々は考えられる全てのオプションを考慮した。まずは最も筋が通るのがシーズン9バンタム級T優勝のジョー・ウォーレンの挑戦だ。しかし、彼は古傷のヒザのリハビリ中で、3月7日に戦うことができないと言ってきた。そして、オリジナルのスケジュールにあったように5月に万全を期して挑戦したいとのことだった。ベラトールでは可能な限りファイターに試合の機会を与えたい。そして、チャンピオンをワキの押し退けたくない。トーナメント優勝の代役として、同じトーナメントで準優勝だったアンソニー・レオーネを抜擢することとした」とビヨン・レブニーCEOは今回の挑戦決定のプロセスを語った。
一方、対戦を固辞したウォーレンは、「ビヨンの連絡を断らないといけなくて、とても辛かった。俺のヒザは、まだ試合が出来る状態じゃなかった」と言い、チャンスを掴んだレオーネは「凄い機会に恵まれた。ビヨンから連絡があったとき、すぐに飛びついたよ。ダンタスは本当にタフで、試合もタフなものになる。でも、タイトル挑戦の準備はできているよ。この絶好の機会をモノにするんだ」と興奮冷めやらぬ様子が伝わってくるコメントを公式リリースに寄せている。
■Bellator MMA 111 主な対戦カード
<Bellator世界バンタム級選手権試合/5分5R>
[王者]ドゥドゥ・ダンタス(ブラジル)
[挑戦者]アンソニー・レオーネ(米国)
<シーズン10ヘビー級T準々決勝/5分3R>
ライアン・マルチネス(米国)
レイバー・ジョンソン(米国)
<シーズン10ヘビー級T準々決勝/5分3R>
ピーター・グラハム(豪州)
マイティ・モー(米国)
<シーズン10ヘビー級T準々決勝/5分3R>
アレキサンダー・ヴォルコフ(ロシア)
マーク・ホラタ(米国)
<シーズン10ヘビー級T準々決勝/5分3R>
ブラゴイ・イワノフ(ブルガリア)
リック・ヘール(米国)