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【TPF】ハルク・ホーガン甥、ロディ・パイパー息子が出場

2010.01.24

セントラル・カリフォルニアの登竜門イベントPFCの活動を引き継いだタチ・パレス・ファイツ(Tachi Palace Fights)。

2010年の第一弾が2月4日(木・現地時間)、大会名称にもなっているタチ・パレスで行なわれ、TPFらしい楽しみな面子、意外なルーツを持つファイターが出場する。

 【写真】ナム・ファン、ホーガンの甥、ロディ・パイパーの息子が出るTPF4のイベントポスター

 ズッファによる買収前のWECに始まり、PFC、そしてTPFと人材育成+ビッグプロモーションから出直しを図るイベントとして、高い質を誇ってきたカリフォルニア州リムーアのタチ・パレスで行なわれるMMA大会。 昨年7月より舵を握るTPF、次回大会のダブルメインはTPF世界バンタム級王座決定戦コール・エスコベド×ジェフ・ビィダード戦、そしてTPF世界フェザー級王座決定戦として、アイザック・デジーザス×ナム・ファン戦という2階級のタイトルマッチが行なわれる。


この他、WEC帰りのマニー・タピア、ストライクフォース帰りのアンソニー・ルイスらメインファイターだけでなく、アンダーカードにも楽しみなファイターの出場が決まっている。

それは、デヴィッド・ボレアと、コルトン・トゥーブスだ。ライト級のボエラはこれまでのMMAキャリアは1戦1勝、一方トゥーブスはこの試合がデビュー戦となる。キャリアもなく、実力も未知数の両者。何が注目かというと、二人の出自だ。

ボレラはプロレス界のスーパースター=ハルク・ホーガンの甥で、ラスベガスのコブラカイでマーク・ライモンの指導を受けている。トゥーブスはホーガンと同様にWWF、WCW、そしてWWEで一世を風靡したプロレスラー=ロディ・パイパーの長男。政界とならび親子鷹が目立つプロレス界も今は昔(?)、プロレスの名門からMMAファイターが生まれ、他のファイターと同じアンダーカードからキャリアを積む――。これもMMA隆盛の表れかもしれない。

 ■TPF4主な予定ラインナップ

<TPF世界バンタム級選手権試合/5分5R>
コール・エスコベド(米国)
ジェフ・ビィダード(米国)

<ミドル級/5分3R>
ヘクター・ラミレス(米国)
アンソニー・ルイス(メキシコ)

<TPF世界フェザー級選手権試合/5分5R>
アイザック・デジーザス(米国)
ナム・ファン(米国)

<バンタム級/5分3R>
マイケル・マクドナルド(米国)
マニー・タピア(米国)

<ライト級/5分3R>
ドミニク・ロビンソン(米国)
ゲイブ・ルーディガー(米国)

<女子バンタム級/5分3R>
ゾイラ・フラウスト(米国)
ジェシカ・ラコスキー(米国)

<ライト級/5分3R>
デヴィッド・ボレア(ブラジル)
ティム・デナム(米国)

<フェザー級/5分3R>
コルトン・トゥーブス(米国)
アンソニー・ヴィダル(米国)

<UFCチャンピオンベルト>
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