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【UFC250】アレックス・カサレスがチェイス・フーパーを寄せ付けずフルマーク判定で完勝

<フェザー級/5分3R>
アレックス・カサレス(米国)
Def.3-0:30-27.30-27.30-27
チェイス・フーパー(米国)

サウスポーから右リードフック、ジャブを伸ばすカサレス。フーパーも左を返し、右を振る。その右にアッパーを合わされ、ヒザを着いたフーパーは立ち上がって前に出るが、カサレスが右をヒットさせる。さらに左を入れたカサレスは、組まれるとバックを伺い、反応されてもヒザを突き上げて離れる。フーパーは左を振るって組みつくとバックへ。スタンドで両足をフックしたフーパーは、着地して胸を合わされそうになると離れる。

カサレスは右ジャブ、右ハイ、右フックを振るう。フーパーは常に前出るが、そこにジャブや左フックを受けることが多い。右から左を当てたカサレスは左ジャブに組んでバックへ。前転についていくとフーパーが足関節へ。ロールして逃れたカサレスが初回を取った。

2R、ワンツーからスリーで前に出るフーパー、カサレスが左に左を合わせる。組まれたカサレは押し返し、ケージに詰めてから離れる。右に回りつつ、フーパーを迎え撃つカサレスがワンツー、スイッチしてきたフーパーにボディを決め、左を入れる。直後に組みついたフーバーがバック残り切れず、前方に落とされる。フーパーは立ち上がり左をヒット。すぐにクリンチ戦となり、ヒザを見せたカサレスが離れる。左ハイの空振りにバランスを崩したフーパーが立ち上がると、カサレスが左フックをヒット。組んだフーパーはジャンピングガ―ドから引き込んでハイガード、体重を預けてから下がったカサレスがスタンドに戻る。

再び引き込んだフーパーに対し、殴って立ち上がったカサレスがローを蹴っていく。前に出てきたカサレスに、草刈りスイープを決めたフーパーがトップから左のパンチを落とす。腹を蹴ったカサレスがスタンドに戻り2Rが終わった。

最終回、ワンツーで前に出るフーパー。左で迎え撃つカサレスは右ボディ、そして左フックへ。右フックを被せ、直後に右ボディを打ち抜くカサレスは、まっすぐ突っ込んでくるフーパーに組まれバックを許す。カサレスはクラッチを剥がして離れると、右ジャブ。直後にフーパーの蹴りが急所に入り、試合が中断する。再開後、左を入れたカサレスが変わらず攻勢をキープする。

残り半分で引き込んだフーパー、カサレスは付き合わずスタンドへ。近距離でエルボー、反れて右フックを当てたカサレスが組んでボディロックへ。ガードを取って引き込んだフーパーだが、カサレスは立ったままなのでスタンドに戻る。そこで左を被弾したフーパーは近距離で組まれると、すぐにガードを取るのでカサレスは怖さを感じる戦うことができる。サブミッションだけ気をつけて殴るカサレスが、立ち上がったところで残り10秒。レフェリーのブレイク後、両者の拳が交錯したところでタイムアップに──結果は当然のようにカサレスに凱歌が挙がった。


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