【写真】1年2カ月振りの実戦の舞台はパンクラスになった沙弥子 (C)MMAPLANET

9日（月）、パンクラスより11月10日（日）に東京都江東区のスタジオコーストで開催されるPancrase310に沙弥子が出場することが発表された。

9月29日、10月20日と大会を控えるパンクラスが、早くも11月大会に出場するファイターを明らかにした。

高校から大学に掛けて柔道に打ち込んでいた沙弥子は、大学卒業後に柔道の指導者を目指していたが、ダイエット目的でスポーツジムに入会したことでアマMMAを経験することになり──MMAに転向を果たしたという変わり種だ。

デビュー戦となったREALでのライカ戦で、初回KO負け。その後、体を壊し一昨年12月にGrachanでキャリアの再スタートを切ると、富松恵美に勝利したパク・シウを含む韓国勢に3連勝し1年間で4勝を挙げている。

今年に入り、グラウドスラムに拠点を移した沙弥子にとって3度目のデビューといっても過言でない試合の舞台はパンクラスになった。日中はスポーツジムのインストラクターをしている関係で、同ジムの午前のプロ練への参加は限られている沙弥子だが、可能な限り顔を出しては、しなしさとこにしっかりと揉まれているという情報も伝わってくる。

土曜日には田中路教率いるプロ練習に参加し、夜クラスではAACC女子との交流もできMMAファイターとして完成度が上がっているという沙弥子。グラチャンで戦っていた頃から海外志向が強かったが、パンクラスではどのような相手と戦っていくことになるのか。まずは初陣の相手の発表が待たれる。

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