【写真】確かな組み力を持っていたヴァンヘルフォートは、リオンの打撃の圧力の前にどのような組み技を見せることができるか(C)MMAPLANET

30日（木）、サステインより7月15日（月・祝）に東京都文京区の後楽園ホールで開催されるShooto 30th Anniversary Tour 06で、リオン武がデュアン・ヴァンヘルフォートと対戦することが発表されている。

昨年5月に1年8カ月振りの実戦を復帰を果たしたリオンは、修斗世界フェザー級王者の斎藤裕に敗れるも、環太平洋王者TOMAに判定勝ち、そして大晦日にRIZINで朝倉未来のヒザ蹴りでKO負けを喫した。そのリオンの相手を務めるヴァンヘルフォートは、6日の後楽園ホールで宇野薫から判定勝ちを収めたダッチ・グラップラーだ。

宇野の粘りに反撃を許す場面や、簡単に下になる場面も見られたヴァンヘルフォートだが、それでも宇野に負けない精神力を見せ、また劣勢のポジションの先をみているかのようなスクランブルやリバーサルで競り勝った。バック奪取能力、パウンドがその勝利に導いたヴァンヘルフォートだが、パウンドを被弾すると、動きが止まる場面も見られた。

ならばヴァンヘルフォートはスタンドの打撃を受けた時はどのような反応を見せるのか。あの日の宇野にはスタンドで打の圧力はほぼなかった。対してリオンはそこが生命線のファイターだ。リオンの変則的な打撃を前に、ヴァンヘルフォートの組み力が宇野戦と同じなのか、それとも低下するのかで、この勝負の行方は大きく変わってくるだろう。

PR

PR