【ONE85】インドのトーマルが地元インドネシアのガオールに判定勝ち
<女子アトム級(※52.2キロ)/5分3R>
プジャ・トーマル(インド)
Def.2-1
プリシーラ・ガオール(インドネシア)
サウスポーのガオールがじわじわとプレッシャーをかけ、トーマルは距離を取りながらインローや右ミドルを蹴る。ガオールは変わらず前に出て、右のサイドキックを繰り出す。トーマルはその蹴り足を取って右フックを打ち込む。フェイントをかけてローを蹴るガオールだが、トーマルはそこに右ストレートからパンチをまとめる。トーマルはガオールに蹴らせてパンチを合わせ、ガオールが組んでくると首投げ気味にテイクダウンする。トーマルはサイド、マウント、バックとポジションを変えてパンチを連打。ガオールとしては時間に救われる形でラウンド終了のゴングを聞いた。
2R、ガオールはトーマルの右ストレートにタックルを合わせる。トーマルは首に手を回し、ガオールは金網に押し込む。ここは両者距離が離れてスタンドに戻る。トーマルは右ハイキックと右ミドル。前にこそ出るガオールだが有効打はない。組みついてペースを変えようとするも、トーマルをテイクダウンできない。しかしラウンド終盤、ガオールがトーマルの蹴り足をキャッチしてテイクダウンに成功。パンチを落としながら足関節へ移行し、ヒザ十字、アンクルホールドへ。これでトーマルが顔をゆがめて一瞬タップのしぐさも見せるが、ラウンド終了となった。
3R、ガオールの蹴りにトーマルが右フックを打ち込む。ガオールはトーマルの蹴りにタックルを合わせてテイクダウンに成功。トーマルがフロントチョークを仕掛ける。ガオールは強引に頭を抜くと足関節を仕掛けつつ、トップキープする。トーマルは三角絞めを狙いつつ、クローズドガードからブリッジで強引にスイープを狙う。しかしガオールが逆にバックへ移行してパンチとリアネイキッドチョークへ。フィニッシュは出来なかったものの、圧倒して最終ラウンドを終える。判定は2-1と割れ、トーマルに軍配が上がった。