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【ONE69】ビビアーノ・フェルナンデス、ヌグエンの3階級制覇を許さず7度目の王座防衛に成功する

<ONE世界バンタム級 (※65.8キロ)選手権試合/5分5R>
ビビアーノ・フェルナンデス(ブラジル)
Def.2-1
マーチン・ヌグエン(豪州)

大きな構えのヌグエン、右に回るビビアーノがケージ前から中央に移動し右ローを蹴る。圧力を掛けるヌグエンは左ジャブ、再びケージを背負うビビアーノがシングルレッグからニータップでドライブし、ハイクロッチに移行したがテイクダウンを奪えない。ケージを背にしたヌグエンはヒザをボディに突き上げて離れる。ヌグエンの右アッパーのフェイクに大きく反応したビビアーノ、右ストレートにはカウンターの右オーバーハンドを狙う。

ビビアーノのローが急所に入るが、ヌグエンが試合続行を要求し右ハイとミドルハイを繰り出す。ビビアーノは右ロー、ヌグエンが右ローを返す。ヌグエンの右ハイをブロックしたビビアーノの方が、動かされているか。ヌグエンの右、ビビアーノも右を返しシングルレッグへ。これを切ったヌグエンが飛びヒザをヒットさせかけ初回が終わった。

2R、ローを蹴り合った両者。ヌグエンは左ジャブを当てて離れる。ヌグエンのハイ、ビビアーノは右ローを返す。ヌグエンは手を下げてなお、踏み込んで左ジャブ。ビビアーノも左に回り、一旦距離を外す。アッパーを見せてテイクダウン対策のヌグエンがスイッチし左を伸ばし、左ハイへ。これをキャッチしたビビアーノがハイクロッチも、ここも耐えたヌグエンがヒザを見せて離れる。

直後に右フックを放ったビビアーノも、流れを簡単に譲らない。そして、ヌグエンの右ハイに右オーバーハンドを合わせてダブルレッグで初めてテイクダウンを奪う。ケージを背に立ち上がったヌグエンだが、ヒザ蹴りにも右を被弾する。右ローの蹴り合い、ヌグエンが左ジャブを2発当てたが、この回はビビアーノが取り返した。

3R、右ストレートをヒットさせたビビアーノが、もう一度右を当ててダブルレッグへ。ヌグエンも反応してテイクダウンを許さない。離れたヌグエンは、ややパンチが大きくなってきたか。ヌグエンは一旦サウスポーを見せ、オーソに戻して右ロー、ビビアーノの体がよれる。ビビアーノは右ストレートに続き、右ロー。さらに右オーバーハンドを離れようとしたヌグエンに当てる。

しかし、ヌグエンも右を当てる。ここでビビアーノの腰が一瞬落ちたか。ヒザ蹴りの追い打ちを見せたヌグエンは、離れて左ジャブ。ビビアーノは右フックを空振りし、前に出てジャブを打たれる。それでもビビアーノは、ニータップでテイクダウンからスクランブル&テイクバックへ。胸を合わせてきたヌグエンが距離を取ろうした刹那、背中に飛び乗ったビビアーノ。ここは自ら足を下ろして離れた。

4R、ビビアーノの左ローが急所に入ったとヌグエンがブレイクを要求。ローだとレフェリーに伝えるビビアーノは再開後に左右に回るヌグエンをダブルレッグで捉え、スイッチにもシングルに移行してテイクダウンに成功する。ヌグエンは背中にエルボーを落とすが、腰を持ち上げられる。背中をキャンバスにつかされそうになる。それでもフルパワーでケージを背にした立ち上がったヌグエンは、ギロチンの仕掛けを許さなかった。

力を使い過ぎないようにか、自ら離れたビビアーノは右ローを蹴る。ヌグエンの左フックとビビアーノの右が交錯する。と、ビビアーノが右ストレートをヒットさせ、右オーバーハンドへ。続くテイクダウン狙いにヒザを合わせようとしたヌグエン、直後にレフェリーがブレイクを命じて、ヌグエンの体が濡れすぎているとタオルで水気を拭き取る。

残り50秒、左ジャブを繰り出すヌグエンにビビアーノの右オーバーハンドが襲い掛かる。組んで細かい左パンチを入れ続けるビビアーノ、ボディにもパンチを入れたが後頭部だと注意される。不満顔のヌグエン、このままタイムアップとなった。

最終回、ビビアーノが右ローを2発。さらに左ローを入れ、ヌグエンの右フックに右フックを入れ、距離を詰めてシングルレッグ。ヌグエンの反応に右を合わせようとして、離れる。ローを続けるビビアーノは、頭を振って前に出て来たヌグエンの動きにつられることはない。ヌグエンはここで右ローを蹴る。いつの間にか、ビビアーノのパンチのフェイクに大きく反応するようになっているヌグエンは、効果的な動きが少ない。

右をバックステップでかわしたビビアーノは、左ジャブとロー以外の攻撃をほとんど受けていない。逆に右オーバーハンドで前に出たビビアーノは、離れて右ロー、ヌグエンの踏み込みに右フックを合わせようとし、ここでステップバックしたヌグエンに右オーバーハンドを打ち込み、ついにダウンを奪う。

立ち上がったヌグエンにシングルレッグを仕掛けたビビアーノがケージに押しこんで時間の経過を待つ。残り30秒で離れると、ヌグエンは逆転KOの動きを見せることもできないままタイムアップに。

結果、初回に圧力を受けた以外、テイクダウンを織り交ぜ、最終回にはクリーンなダウンを奪ったビビアーノが理解不明のスプリット判定を制し、ヌグエンの3階級同時制覇の夢を打ち破り、ONE世界バンタム級王座7度目の防衛に成功した。

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