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【Pancrase293】若松佑弥を相手に防衛に成功した仙三 「序盤しか覚えていない」

Senzo【写真】試合後のマイクで仙三は亡くなった祖母の写真を手にしUFC出場のアピールを行った (C)PANCRASE

4日(日)、東京都江東区の新木場スタジオコーストで開催されたPancrase293のメインで若松祐弥を破り、フライ級KOPのベルトの防衛に成功した仙三。

01気まぐれな勝利の女神が5分毎に微笑む相手を変えるなか、最終回にヒザ蹴りの連打でTKO勝ちを決めた。そんな激闘の内容をほとんど覚えてないと、試合後に明らかにした仙三の共同会見の様子をお届けしたい(※要約)。

「気持ちで負けない」という一連のコメントは、体調不良でメンタルを支えにケージに入った彼の最後の砦だったと。


──計量後にも話していたように「気持ちだけは負けない」という試合展開となりました。

「メンタルだけは……試合前に色々と苦しいこともあって、1週間ぐらい前まで心が折れていたんです。お祖母ちゃんが亡くなって、体の調子も悪くて……。マモルさんに負けた時も入院とかしていたのですが、今回はあと5日ぐらいっていう時にようやく体調も良くなり、スパーリングをギリギリまでやってきました。

それで体調も良くなったと思ったのに、今日も熱が出てしまって……負けたら言い訳になってしまうけど、勝ったので……まぁ良いかと(笑)」

──5日前の時点では、どのように持ち直したのですか。

「もう気持ちだけ、気持ちだけは負けないというつもりでメンタルだけは最高に仕上がったと。それは今日も同じで、気持ちだけで戦いました。

体力的には5Rは戦えないと思っていて……序盤でいってやろうと思っていました。ただ、何か5Rまでいったみたいですね?」

──覚えていない?

「記憶が飛んでいます。1Rは覚えているのですが、あとはほとんど覚えていないです。倒されたことも覚えていなくて……。最後がKOだったというのも覚えていないです」

──試合内容を覚えていないということですが、試合前に言っていたように殴り合いになりました。

「若松選手は凄く強い選手なので、やってみないと分からないという気持ちでした。序盤しか覚えていないのですが、かなり対策されていました。パンチが当たらなかったです」

──左ジャブはどんどん当たるようになっていました。

02「う~ん、覚えていないです」

──今日の試合はマモル選手との試合とは、スタンスも相当違っていました。

「打撃で打ち合うと決めていたので。マモルさんと戦った時は、マモルさん用の戦い方です。若松選手と戦うには、マモルさんとやった時みたいに上体を上げて戦うことはできないです。

マモルさんは蹴りとテイクダウンがあるので、踏み込み過ぎると危ない。今回はパンチの打ち合いになるので、重心を落として戦いました」

──すかし合いにはまるでならなかったです。

「自分も殴り合うつもりでした。それは決めていました。寝技も結構できるつもりですが、若松選手に殴り勝てないとここから先には進めないので」

──そして打撃で勝った。これからは?

「MMAとして殴り合いだけでなく、寝技でも何でも使って勝っていきたいです」

──デカゴンのなかではUFCという言葉が出ましたが、今後に関しては? UFCとの契約は30代のファイターは簡単ではないというのが最近の流れですが。

「そうなると……でも、やはり海外で戦いたいですね。年齢……は、周囲がどう言おうが自分は気にしていないです」

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