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【GRANDSLAM06】ボントリン戦へ、田中路教─02─「圧倒……、自然とそうなる」

Nori【写真】超シリアスなインタビューでも、やはりノリは健在。2年振りの半ケツ王子襲来 (C)MMAPLANET

29日(日)、東京都新宿区のGENスポーツパレスで開催されるGRANDSLAM06のメインで、ホジェリオ・ボントリンと対戦する田中路教インタビュー後編。

田中はハファエル・シウバからボントリンに対戦相手が変更され、より厄介な相手になったことを認める。UFCレベルにあると強さを認めたうえでの圧倒宣言に耳を傾けてほしい。

<田中路教インタビューPart.01はコチラから>


──良い環境に飛び込んでいくのではなく、自分がいる場所を良くするということでしょうか。

「う~ん、良い環境にするというよりは……その環境を最大限に生かして、自分で強くなるという感じですかね」

──常に真っ直ぐですね。自分の直感を信じて。もう少し、ふり幅があってもと思うことがあります。

「ハハハハ。普段は気楽だと思うんですけど。いやぁ、どうしても厳しくはなってしまいます、自分には。それが僕の色というか、そうやって強くなってきたと思えるので。ストレスが掛からない程度で、やっていきます(笑)」

──ふわぁとしていても、上手く行っている人を羨むことは?

「それはないです。僕がフワッとしていたら全然ダメ。転げ落ちます。実際、UFCと契約した時とか弱冠、フワッとなっていました」

──なるほどぉ。

「そういうこともあったから、自分に厳しくするのが一番です」

──そんななか対戦相手がボントリンに代わりました。第一報を聞いた時はどのような気持ちになりましたか。

「練習中に勝村さんからメールを貰って、『話さないといけないことがある』ということだったので、これは悪い知らせだと覚悟はしていました。

そして練習後に電話をしたら欠場だと。ちょうどシウバ用の戦い方がイメージできかけてきたところだったので、ガッカリはしました。ただ、代わりの選手を用意してくれるということだったので、気持ちを切らすことはなかったです。

そのあと、3人ぐらい候補の名前が出てきて、そこにボントリンが含まれていました。戦績からいってもボントリンが一番実績があったので、僕の方から『ボントリンでお願いしたいです』と伝えました」

──一番強そうな相手を選んだということを聞いてきます。しかし、強いです。

「フィニッシュ力が高いです。打撃でのKOにしても、サブミッションの極めにしても」

──抑えて殴る、そのパンチ力が強いのも怖いです。

「それも思いました。際の部分での攻防は特に気を付ける必要がありますね。極めにしても、パウンドにしろ気を付けないといけないです」

──正直なところ、ハファエル・シウバより厄介な相手ではないでしょうか。

「ハイ。それは僕も思っています。戦い辛さはボントリンの方が全然上です」

──そのような強い相手に対し、これまで通りのノンストップアクションができる自信は?

「一つ言えることは、劣性になっても止まることはないです。攻めてくる部分ではボントリンの方が、シウバより怖いですし、雑にならないようにしたいですね。一方で、攻めている時は動きを止めることもあるかも知れないです。

ポジションを取ってからは、相手をコントロールすることが重要になってきます。なので要所、要所をキッチリと丁寧にして、そのなかで自分の特徴である動きを見せることができればと思います」

──UFCで経験してきた。その経験という部分をベースとして、ボントリンのレベルをどのように捉えていますか。

「UFCで戦える強さを持っている選手です。ただし、彼の持っている雑な部分……これまでは雑なところも武器にしていましたが、アレは僕には通用しない。一つひとつ、相手のやってくることを潰していきたいです。

フィジカルも強くて、勢いで戦っても勝ててきた選手だと思います。でも、僕はそうはいかないということを戦いのなで示していきたいです」

──この試合で魅せるべき点は?

「差を見せて勝たないといけない相手、それはシウバもボントリンも変わらないです。油断することは一切ない。彼のことを凄く評価しているうえで、圧倒したいです。1ラウンドも落とすつもりはない。ここでレベルの違いを見せられないようなら、僕の道は途切れてしまいます。それぐらいの覚悟を持っています」

──アルファメール・ジャパンとして、どのようにこの試合に挑んでいますか。

「今、一緒に練習できている状態ではないです。そこに頼らなくても自分でやっていける力をつけていこうと思っています。ただ、セコンドは(中村)優作がついてくれます。それが現状です。今、この現状で強くなります。試合も1対1の戦いですし、苦しい時に頼りになるのは、自分1人ですから。

ただ、今の僕をサポートしてくれる……厳しい状況の僕を助けてくれる人のためにも、日本での試合を見てもらって……恩返しとは違うのですが、戦っている姿を見てもらいたいです」

──最後にボントリン戦に対する意気込みを改めて、お願いします。

「そうですね……(タップリと30秒ほど考えてから)、僕なりにUFCで色々と経験してきたので、あの苦い経験から創り出したモノを試合で見せたいです。圧倒的な試合を皆に見せたい。今、取り組んでいるモノを試合で出すことができれば、自然とそうなると思います」

──次は勝利者インタビューで、田中選手の声をぜひとも聞きたいものです。

「ハハハハハ。勝って……そうですね、勝ったら言いたいことはたくさんありますッ!!」

■Grandslam06 対戦カード

<バンタム級/5分3R>
田中路教(日本)
ホジェリオ・ボントリン(ブラジル)

<バンタム級/5分3R>
柏崎剛(日本)
堀友彦(日本)

<ウェルター級/5分3R>
レッツ豪太(日本)
濱岸正幸(日本)

<ブラップリング・ライト級/3分2R>
所英男(日本)
伊藤盛一郎(日本)

<ライト級/5分3R>
加藤忠治(日本)
能登崇(日本)

<女子ストロー級/5分2R>
ジェット・イズミ(日本)
KAI(日本)

<フェザー級/5分2R>
滝田J太郎(日本)
SHIN(日本)

<ストロー級/5分2R>
小川竜輔(日本)
三谷敏生(日本)

<ウェルター級/5分2R>
悠輝平(日本)
伊藤夏海(日本)

■GRAND SUVIVOR

<73キロ契約/5分2R>
モリシマン(日本)
鈴木一史(日本)

<フェザー級/5分2R>
本田壮一(日本)
山内雄輔(日本)

<80キロ契約/5分2R>
関幸一(日本)
ハーレー・ビーハン(豪州)

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