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【PXC41】アレ・カリ陥落、スモルカが新PXCフライ級王座戴冠

2013.11.09

<PXCフライ級選手権試合/5分5R>
ルイス・スモルカ(米国)
Def.2R1分52秒by TKO
アレ・カリ(フィリピン)

笑顔を浮かべる王者カリ。リーチに勝るスモルカが左ハイから左ジャブ、飛びヒザを見せる。カリは踏み込んでボディの連打、左ジャブから右ボディストレートを伸ばすが、すぐにダブルレッグダイブでテイクダウンを許してしまう。脇を差し立ち上がろうとしたカリにダースチョークを見せたスモルカは、首を抜いたカリをボディロックに捉え、2度目にテイクダウンを奪取する。ここも立ち上がったカリはボディの連打でスモルカを追い込む。スモルカのヒザ返すが、ボディを効かされる。ローシングルでテイクダウンを奪ったスモルカは、一瞬ヒールを狙う仕種を見せる。

直後に立ちあがったカリだが、スモルカはスタンドでチョークを仕掛け引き込む。ロールをくり返し、タイトに絞め上げるスモルカだが、アレ・コールに支えられ首を引き抜く。残り30秒でダブルレッグからスラムを決めたスモルカは、マウントからパンチ、エルボーを決め、ボディ攻めの劣勢から完全にラウンドをモノにした。

2R開始直後に低い姿勢から組みついてテイクダウンを奪ったスモルカ。ブリッジに合せてマウントを奪いにかかるが、股間を潜るように後方に逃げたカリが立ち上がる。再びボディを攻めるカリは、疲れが目立ち手打ちになっている。スモルカはケージにカリを押し込み、シングルでテイクダウンを奪うと、パウンドを連続で落としマウントへ。そのまま速射砲のように回転の速いパンチを連打したスモルカ、カリは動かなくなりレフェリーが試合をストップ。スモルカがPXCフライ級のベルトをその腰に巻いた。

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