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【RFC11】久米と対戦。ナム・ウィチョル「パシにはシステムがある」

Namu Yui-Chul

【写真】韓国ライト級ナンバーワンといっても過言でないナム・ウィチョル。謙虚な人柄が伺えるインタビューが届いた (C)MMAPLANET

今週末13日(土・現地時間)にソウルのオリンピック・ホールで開催されるRFC11。日本の久米鷹介とRFCライト級王座決定戦を戦うナム・ウィチョルの試合直前の声が届いた。

ナム・ウィチョルのインタビュー、前編はMMAを始めたきっかけや、現在所属するチーム・パシについて話を訊いた。

――ナム・ウィチョル選手がMMAを始めたきっかけを教えてもらえますか。

「軍隊にいる時に初めてPRIDEとKー1見たのがきっかけです。軍隊にいた時は軍の中でも格闘技を見るのが流行ってました。除隊後にMMAのジムを訪ね、アマチュア大会に出場するようになりました。会社員をしていたので、最初はKTTの一般クラスに通っていました。当時は格闘技も人気が無く、練習する人も少なかったです。練習を始めて間もない頃は、『ここで練習しているのかな?』と思っていました。あの頃はKTTは地下にジムがあったのですが、換気もできず、臭いもきつかったです」

――当時、影響を受けた練習相手はいましたか。

「当時、KTTの主将だったキル・ヒョンゴンさんです。よく気に掛けてもらっていました。ヒョンゴンさんは主将で、僕は戦績も無い新人でしたが、一つ一つ丁寧に指導してもらいました。良いパートナーであり、良い先輩であり、良いコーチでした」

――デビューからM-1で戦う頃、日本のMMAにはどのような印象を持っていましたか。

「日本人ファイターはいつも礼儀正しいという印象を持っていました」

――M-1ではBellatorのトーナメントで優勝したデイブ・ジャンセンとも戦っています。彼との試合の印象、何か学べたことがあれば教えてください。

「とてもレスリングの上手い選手でした。判定まで行きましたが、何も出来ませんでした」

――その後、RFCが活動を始め、LFCやOFCというアジアのプロモーションが盛んになっていきました。そこでナム・ウィチョル選手はRFCだけでなく、LFCでも試合をしていました。その理由と、LFCで何を経験できたかを教えてください。

「LFCの代表が韓国に住んでいた時期があり、スピリットMC時代に僕の試合を見ていて、それがきっかけで大会をスタートさせた時に呼んでくれました。大会自体も良かったですし、ファイトマネーも満足のいくものでした。ただ判定には不満があり、LFCで試合する際は判定になれば、負けると思って戦っていました。また参戦時はケージでの戦いに集中していたので、リングでの試合は難しかったです。

LFCは宿泊ホテルも、ファイトマネーも良く、代表もプロとして扱ってくれて、ファンも多かったです。アジア太平洋を代表するオーストラリアのエイドリアン・パン、モンゴルのジャダンバ・ナラントンガラグら強豪と戦えて、色々と学ぶことができました」

――とことで、いつ頃から現在所属しているチーム・パシで練習するようになったのですか。

「2009年だったかな? 自分のジムを開いたのですがうまくいかず、その後当時もっとも親しかったウィ・スンベさんがチーム・パシの監督をやっていて、イ・ジェソンさん、ユ・ウソンなど仲の良かった選手が、皆チーム・パシにいたので練習を始めました。

昔のKTTと同じように、チーム・パシも当時は地下にジムがあり、とても臭く、ゴミ捨て場のようでした(笑)。いつも練習前に掃除したりして、臭いを出ないようにしました。倉庫のようなジムでしたが、一からやり直している感じがあったのを覚えています」

――韓国にはナム・ウィチョル選手が以前に所属していたKTTとチームMADという二大ジムがあります。そこに続きチーム・パシとチーム・フォースが続くような印象を受けるのですが、チーム・パシの良さ、将来性への期待をどのように持っていますか。

「チーム・パシにだけ”システム”があると思います。ほぼすべての所属選手が指導もしていますが、多くはありませんが、プロとして生活をしていけるだけの給料が出ます。また黒帯の柔術家から柔術を学べますし、レスリングコーチもいます。

このチーム内だけで高水準のトレーニングが出来つつ、ジム内で働けるので、長く活動出来ます。まだ怪物級の選手がはいませんが、給料も出て、試合後も休暇をくれますので、生活と理想、夢を両立出来るシステムがあり、とても満足しています」

(この項続く)

■RFC11対戦カード

<RFCライト級T決勝/5分3R>
ナム・ウィチョル(韓国)
久米鷹介(日本)

<フェザー級/5分3R>
ヨアキム・ハンセン(ノルウェー)
ソ・ドゥウォン(韓国)

<ライトヘビー級/5分3R>
ティエリー・ソクジュ(カメルーン)
ウィ・スンベ(韓国)

<ミドル級/5分3R>
ミノワマン(日本)
ソン・ヘソク(韓国)

<ウェルター級/5分3R>
ルイス・ラモス(ブラジル)
チャ・ジョンファン(韓国)

<ライト級/5分3R>
ムラット・ハズガン(トルコ)
イ・ヒョンソク(韓国)

■Young Guns07対戦カード

<RFCバンタム級T準決勝/5分3R>
第5試合の勝者
第4試合の勝者

<RFCバンタム級T準決勝/5分3R>
第3試合の勝者
第2試合の勝者

<RFCバンタム級T準々決勝/5分3R>
イ・ユンジュン(韓国)
キム・ホジュン(韓国)

<RFCバンタム級T準々決勝/5分3R>
アラン・ヨシヒロ(日本)
ソン・ミンジョン(韓国)

<RFCバンタム級T準々決勝/5分3R>
クァク・ミョンシク(韓国)
ホン・ジュンギ(韓国)

<RFCバンタム級T準々決勝/5分2R>
佐藤将光(日本)
ムン・ジェフン(韓国)

<RFCバンタム級T補欠戦/5分2R>
イ・ギルウ(韓国)
キム・ソンジェ(韓国)

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