この星の格闘技を追いかける

【on this day in】1月13日──2006年

01 13 06【写真】僅か126秒でカーターを破り、WECウェルター級王者となったマイク・パイル。UFC入りまで、3年半を要したが夢を現実のモノとしている (C)Daisy Roasa/FCF

WEC18
@カリフォルニア州リムーア、タチパレス・ホテル& カジノ
「今、UFCにファイターを送り込んでいるフィーダーショーの代表格は、RFAとLegacy FCというAXS TV系のプロモーションの名前を挙げることが妥当だろう。2年ほど前まで西のTPF、東のROCが人材発掘プロモーションの最右翼だったが、今やHDとはいえナショナルTVを持つこの2つの大会にTitan FCを加えた3イベントを、(おかしな表現だが)中堅最大手と呼ぶことができる。エリートXCはSho-XC、StrikeforceにはChallengersという自前の育成大会を開催していたが、UFCは年に2回のTUFで育成プログラムもまかない、あとは世界各地のローカルショーで結果を残した選手たちと契約を結ぶスタイルを続けている。TUF以前に4年、TUF後も2年ほど北米MMA界にはWECという選手の供給源が存在した。後にズッファに買収され軽量級の普及を担うようになるイベントは、大きな屋敷で共同生活を行う必要のないTUFだった。何よりも、今のようにダイヤの原石がRFAやLegacy、Titanらに散らばり、1つのイベントが薄味になることもなかった。ズッファ以前の旧WEC、最後の1年。その幕開けとなるイベントが9年の前の今日、開かれマイク・パイルがショニー・カーターを破りWECウェルター級王座に就いた。ヘビー級タイトル戦ではレイバー・ジョンソンが敗北、ライトヘビー級はスコット・スミスの腰にベルトが巻かれている。この他、クレイの実兄ジェイソン・グィダ、パットの実弟ライアン・ヒーリー、クリス・ライトルはサバット・ヤングを下し、マイク・カイルも出場、TKO負けを喫している。これだけの面子が揃っていた当時のWEC。Bellatorはともかく最近のWSOFを上回る充実振りだ。ビジネスとして成立させるための必要以上の拡散、強引な底上げでない、MMAの持つ純粋な勢いが当時のWECからは感じられた」

on this day in──記者生活20年を終えようという当サイト主管・髙島学がいわゆる、今日、何が起こったのか的に過去を振り返るコラム。自ら足を運んだ取材、アンカーとして執筆したレポートから思い出のワンシーンを抜粋してお届けします。

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