【Bellator131】シリングが首相撲で体を入れ替え右フック一閃、マヌーフ昇天
<ミドル級/5分3R>
ジョー・シリング(米国)
Def.2R0分32秒 by KO
メルヴィン・マヌーフ(オランダ)
やや遠い距離で足を使うシリング。マヌーフもシリングが前に出てくるとサークリングを使う慎重な立ち上がりに。詰めては離れるマヌーフは、サークルケージ&薄いグローブでキックボクシングを戦っているようだ。初めて組み合いになると、直後のシリングのヒザ蹴りが急所に入り試合は中断。再開後、マヌーフの左フックから右がヒットしシリングが崩れる。ガードを取ったシリングだったが、パウンドを被弾すると背中を見せて顔を抱えてしまう。
それでもガードを取り戻したシリングは、クローズドガードで息を整えることに成功。ハイガードからスイープを狙う仕種も見せたシリング、残り45秒でブレイクが命じられる。スタンドに戻ると、シリングがパンチを入れて首相撲からヒザ、さらにエルボーを打ち込むなど完全に息を吹き返し、初回を戦い抜いた。
2R、ワンツーから前に出るシリングが首相撲からヒザを入れる。そのまま首相撲で体をシリングが入れ替え、マヌーフをリリースする。距離を取ったシリングが前に出てきたマヌーフに右フック一閃。この一発で真っ直ぐ体が伸びて後方に倒れたマヌーフが失神KO負けを喫した。