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【K-1 Global】魔裟斗はどう見た? K-1 LA大会と出場選手たち

2012.09.10

Masato EP

【写真】魔裟斗EPはどのようにK-1 米国大会を見たか。背景には来年中継を開始するという話もあるSpikeとメキシコのビール・メーカー=TECATEのロゴが見える。早くもナショナル・クライアント的なスポンサーを獲得した模様だ(C) K-1

9日(土・現地時間)、カリフォルニア州ロサンゼルスのLAスポーツ・アリーナで開催されたK-1 Rising 2012「US Grand Prix Championship」。10月14日(日)に両国国技館で行われるWorld GP Final16にザビアー・ビグニー、リック・ルーファス、ジャレル・ミラー、ランディ・ブレイクの4名が歩を進めることが決まった。

また日本から出場したウェンツ修一は、昨年判定負けを喫したロミー・アザンダを僅か33秒ハイキックで下しており、大きな声援を集めている。そんな新生K-1第2弾を現地で視察した魔裟斗EPの総括がK-1 Globalより届いた。K-1 Globalのアイコン=魔裟斗は、現地のファイトにどのような手応えを感じたのだろうか。

魔裟斗
「大会全体としては――、メインカード12試合のうち7試合がKOで決着したこと、試合を見ていた方々にとっても、見ていて非常に分かりやすく、K-1の特徴が良く出ていたと思います。今大会で生き残ったヘビー級ファイターは、十分にファイナルに残る可能性があるとの印象を持ちました。今回の米国大会で新しい米国人選手を発掘することができたことで、手ごたえを強く持つことが出来る大会でした。

MAXに出場したマルキーは、とにかくアグレッシブで、見た目通りの『悪童』といった感じ。MAX世界大会で戦う姿を見てみたいですね。スーパーファイトではウェンツ修一選手、非常に頭が良い。前回負けたロミー・アデンザ選手とのリベンジを相手のホームで、且つKOで果たしたことは自信になると思います。

中国のエン・カンは一旦リングに立つと、ビックリするほど攻撃的な選手。今後、是非日本人とのカードを組んでみたい。ヘビー級GP勝者では、ザビアー・ビグニーはこれまで見てきた長身選手の中でも、非常にパワーの強い選手。若く伸びシロがあるように感じられ、今後KOでの勝利を積み上げることが期待できます。

ジェレル・ミラーはボクシング出身と聞いていましたが、非常に対応能力があり、しっかりしたローキックが良かったです。さすがアメリカンボクサーで、最後のアッパーカットでのノックアウトは圧巻。今後に期待したい選手ですね」(※要約)

ヘビー級/3分3R
○ランディ・ブレイク
(米国)
3R終了
判定
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デューウィー・クーパー×
(米国)
ヘビー級/3分3R
○ジャレル・ミラー
(米国)
1R2分42秒
KO
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ジャック・メイ×
(米国)
ヘビー級/3分3R
○リック・ルーファス
(米国)
3R終了
判定
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マイティ・モー×
(米国)
ヘビー級/3分3R
○ザビアー・ビグニー
(米国)
2R1分17秒
TKO
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セス・ペトルゼリ×
(米国)
スーパーファイト/3分3R
○ジェレミア・メトカフ
(米国)
1R2分12秒
KO
マーカイル・ウェダーバーン×
(米国)
スーパーファイト/3分3R
○ガブリエル・バルガ
(カナダ)
3R終了
判定
ラドシラ・シャンペツアー×
(米国)
スーパーファイト/3分3R
○エン・カン
(中国)
3R終了
判定
トラビス・ガーリッツ×
(米国)
スーパーファイト/3分3R
○ウェンツ修一
(日本)
1R0分33秒
KO
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ロミー・アダンザ×
(米国)
70キロ級/3分3R
○チャズ・マルキー
(米国)
2R2分16秒
TKO
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キット・コープ×
(米国)
70キロ級/3分3R
○マイケル・マナンキル
(米国)
3R終了
判定
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スコット・レフラー×
(米国)
70キロ級/3分3R
○ジョーイ・パグリウソ
(米国)
3R0分18秒
KO
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ベン・イェール×
(米国)
70キロ級/3分3R
○ジャスティン・グレスキィウィクズ
(米国)
3R1分22秒
TKO
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ブライス・クラウス×
(米国)
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