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【K-1 Global】蹴りで間合いを支配したブレイクが、クーパーを下す

2012.09.09

<ヘビー級/3分3R>
ランディ・ブレイク(米国)
Def.判定3-0
デューウィー・クーパー(米国)

サウスポーのクーパーに対し、右ハイを見せる長身のブレイク。さらに左の前蹴り、ローにつなげる。クーパーも左ローを見せるが、距離はブレイクのものか。踏み込んで左ボディを見せたクーパーは、距離を詰めて左フックを打ち込む。遠い距離から蹴り技、左ジャブと牽制するブレイクは、クーパーの右ローに左ストレートを合わせようとする。

後回し蹴りから、バックフィストというコンビネーションを見せたブレイクは、さらにサイドキックを連続で放つ。近距離で戦いたいクーパーだが、距離を潰すと組みつかれブレイクに待ちこまれる。両者、様子見のなかも手数でブレイクがリードしたラウンドとなった。

2R、右ハイ、右ヒザを繰り出すブレイクに対し、クーパーは鋭いローを蹴り込む。リーチで優るブレイクの距離が続き、ジャブがクーパーの顔面を捉える。近づいてボディにヒザを突き上げたブレイク、クーパーは左フックを放つがクリーンヒットはしない。近距離からアッパーを連続で突き上げたクーパーの急所に、ブレイクのヒザが当たり試合は一時中断する。

再開後、ショートフックを連続で見せたブレイクに、クーパーも連打を返す。打ち合いは望むところのクーバーだが、ブレイクはすぐに蹴りから距離を取る。サイドキックから、右ストレートを伸ばしたブレイクが間合いを制した2Rが終了した。

最終回、距離を詰めてフックの連打をいきなり見せたクーパー。ブレイクはヒザ、前蹴り、ミドルでクーパーを突き放す。クーパーは前に出ようとしても、蹴りで突き放され思うような試合展開に持ち込むことができない。すると、ブレイクのスピニングキックがクーパーの顔面をかすめる。

右ローから右ハイを繰り出したブレイクは、ミドルに続き右ストレート、さらにハイキックからスピニングバックキック2連発と攻める。しかし、終了間際にパンチで攻勢に出たクーパーが、逆転をかけて猛攻を見せる。ここを凌ぎ切ったブレイクは、ジャッジ3者の支持を得て3-0の判定勝ち、ファイナル16進出を決めた。

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