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【Copa Podio07】ライト級GP準決勝、貫録のロとまさかの……

Durinho vs Fernando Vieira

【写真】写真のように予選では立ち技でも優位に立っていたドゥーリ―ニョだったが、準決勝では思わぬ落とし穴が待っていた(C)COPA PODIO

10日(土・現地時間)、ブラジルのリオデジャネイロはボタフォゴ地区のジナーシオ・ボタフォゴでプロ柔術大会コパ・ポジオが開催された。JJgloboがお送りする詳細レポート、第2弾はノーギのスペシャルマッチ、グランプリ準決勝の模様を紹介しよう。

<準決勝/6分1R>
レアンドロ・ロ(ブラジル・緑グループ1位)
def. 8-0
ヴィクトー・シウベリオ(ブラジル・黄グループ2位)

ロはいつものように引き込むと、内回りを中心に崩しにかかる。しばらくはうまく対処していたシウベリオだが、ロがスパイダーグリップでシウベリオの上半身を崩し、もう一方の側の足を掴んで後ろに倒してスイープに成功。ここからは、ロは十八番の脇を差してのニースライドパスへ。シウベリオは引き出したロの裾を掴んで侵攻を防ごうとするが、体勢を低くしたロはシウベリオの頭と脇を抱えつつ、額を床に付ける形でパスに成功。隙間のない、まさに教科書のようなパスだった。

シウベイロも片足を戻すことに成功するものの、ロはかまわずニースライドの形でブラボーチョークのグリップへ。シウベイロはなんとか極められまいと暴れるが、ロの盤石のバランスは崩れない。結局その後もう一度パスを決めたロが上をキープしたままタイムアップに。最後まで粘り強く抵抗を続けたシウベイロを、ロが制し切った形となった。

<準決勝6分1R>
グレゴー・グレイシー(ブラジル・緑グループ2位)
Def. 4-2
ジルベルト・”ドゥリーニョ”・バーンズ (ブラジル・黄グループ1位)

近年はMMAに力を入れている同士の対決となったこの試合。155ポンドで戦っているドゥリーニョに対して、グレゴーは1階級上の170ポンド。見た目にも体格は一回り違う。それでもドゥリーニョは立ち技でも積極的に仕掛けて行く。やがてダブルレッグを狙って飛び込むと、グレゴーに止められると引き込みを狙う。ここでグレゴーはすかさず片足を掴んで引きつけると、残った軸足を払ってテイクダウンで先制する。

下になったドゥリーニョはクローズドガードから攻撃を見せるが、二本の足でしっかりと立つグレゴーはなかなか崩れない。しかしドゥリーニョはグレゴーの右足を下から抱え、右手をクロスグリップで固定するとオモプラッタへ。さあに大きく後転してスタースイープ一閃。みごとな動きで同点に追いついてみせた。グレゴーはすかさずスタンドに戻り、残り1分を切ったところで、ドゥリーニョがアドバンテージひとつリードという状況。

追うグレゴーは背負いを狙うが不発。残り20秒のところで、グレゴーは左手でドゥリーニョの右袖を引きつけてから、足を飛ばしつつシングルレッグ。左膝裏を抱え上げると、体勢を崩したドゥリーニョの背後に回り込んで上に。4-2と逆転した。膝を付いたドゥリーニョも、必死にスクランブルで上を取り返そうとするがタイムアップ。劇的な逆転勝利が決まった瞬間に立ち上がってガッツポーズを取ったグレゴーと、マットに座り込んでうなだれたドゥリーニョ。明暗がくっきりと分かれた両者だった。

ロの対抗馬として期待されたドゥリーニョだが、階級上のグレゴー相手に立ち技に付き合ったことが仇となり準決勝敗退。寝技の展開で対戦相手に遅れを取ることはなかっただけに、引き込んで試合を作るロとの一騎打ちが実現しなかったことは残念だった。

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