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【DEEP JEWELS28】ミクロ級トーナメント一回戦=アム戦へ、佐藤絵実「8年間の全てをぶつけます!!」

Emi Sato【写真】あれから、ほぼ1年。この1年いや、8年間をぶつける時が来る (C)MMAPLANET

2月24日(月)、東京都港区のニューピアホールで開催されるDEEP JEWLES28。

同大会で組まれたミクロ級トーナメント1回戦で、古瀬美月✖玉田育子戦とともに佐藤絵実✖アム・ザ・ロケットが行われる。佐藤にとって昨年3月に圧殺されたアムとの再戦。

恐怖を禁じ得ないであろう一戦を前に、佐藤に話を訊くと──格闘家・佐藤絵実の矜持が伝わってきた。


──来週月曜日のアム戦に向けて、ジムにいるということはまだ練習をしているということですね(※取材は2月20日、木曜日の夜に行われた)。

「ハイ、まだ減量が残っているので汗をかきにきています。それに技の確認なんかは、いつもギリギリまでジムでやっている感じです」

──声の様子からするとまるで臆するところがなさそうですね。

「元気だけが取り柄です(笑)」

──ハハハ。ところで今回はミクロ級ということで減量が厳しくなっているということでしょうか。

「これまでアトム級の時はナチュラルでやっていたので、今回のように5、6キロ落とすというのは、しなしさんとの試合以来なんです。でも、ちょっとお正月明けで通常体重よりも1キロ多いところからのスタートでした(笑)。

しなしさんと戦った時とは体も違いますし、皆からアドバイスをもらって初めてのつもりで取り組んできました。ただ代謝は落ちているのかと思いました。昔は1時間ほど半身浴していると、すぐに落ちていたのが、今回は出足は少し落ちが鈍かったです」

──もう半身浴をしているということですか!!

「水抜きではなく、水をたくさん飲んでお風呂に入って汗が出やすい状態を作るという感じのことをしていました。でも、そうしたら残り1.5キロぐらいになっているので、水抜きはもう問題ないと思います。これ以上、体重を落としたくないのでしっかりと食事も摂れています」

──順調そのものということですね。

「ステップなんかの動きもこれまでより身軽ですね。半面、パンチや蹴りは軽くなったのかも知れないですけど。でも本当に元気で。塩抜きはしているのですが、食事も普通ですし。何よりストロー級でもトップ選手は体を作って体重を落としているので、自分も減量をしてミクロ級で戦ったみたいと思っていたので絶好の機会です。」

──それにしても、トーナメント枠が決まった時にまたアムかと……いうことはなかったですか。

「そうですね、アム選手が4枠で確定で……枠を選ぶ順番を決めるくじで私は3番目だったので……選択肢はなかったですし。最初に玉田さんが1枠を決めて──、もう誰と当たっても構わないという気持ちではいたのですが……。玉田さんか、アム選手が選ぶことができる美月ちゃんは若いし、勢いがあるから『アム選手を選ぶかな』とか少し期待してしまいました(笑)。でも、まぁこうなりますよね(笑)」

──心の奥底では、この人と戦いたいというのはありましたか。

「う~ん、そうですね。これまで戦ったことがない玉田さんと戦うかもという話もあったし、憧れの選手なので玉田さんと──という気持ちはありました」

──私も玉田選手との試合は実現してほしかったです。

「そうなんですか?」

──昨年はアム、パク・ジョンウンというところと戦い、えげつない1年を過ごしたので。あの2試合を経て、日本人選手と戦った時にどのような進歩が見られるのかというところがありました。

「そうですね。アム選手とは何もできないとは、こういうことなんだなっていう試合になりましたし」

──試合前は下になった瞬間にパッと腰を切って十字のチャンスとかあるかもという期待はあったのですが、実際には……。

「もう圧が凄く、エビもできずパスされました。動けないというか、完全に封じこまれました。パク・ジョンウン戦にしても完全に負けているので、一からやり直したいという気持ちになりました。富松(恵美)さんとの試合も欠場しましたし……」

──心が折れることはなかったですか。

「このままで終われるかって気持ちしかなかったです。だからミクロ級に落としたというのもありますし。アム選手と違う選手と戦って、あの2試合で自分がどう変われたのか試したいという気持ちもありましたが、これが私の運命なので」(笑)」

──そこ笑うところですか!!

「アハハハハ。でも、神さまが『もう1度、アムと戦いなさい』と言っているんだと思います。アム選手もアトム級ならナチュラルでしょうし、ミクロが適正な選手でこの体重の方がさらに強いと思います」

──改めて、彼女と再びケージの中で向かい合う。どのような気持ちか聞かせてください。

「本当に自分の成長を見せたい……。私もこれだけできるんだって言いたいので、絶対に負けたくない──やってやるという気持ちでしかないです。でも、気負いもなく全力でぶつかるだけだと思っています。

もう開き直りかもしれないですけど、ここでただ負けたら……去年は病気したり、怪我したり厄年かって思う1年でしたし。このままでは成仏できないので……上手く言えないですが、今までやってきたことをぶつけたいです。佐藤絵実はこうやって頑張って来たんだというのを出せれば……悔いを残さず出し切りたいです」

──悔いを残さないファイト、期待させてもらいます。

「絶対に後悔しない、盛り上がる試合をします。私が格闘技をやってきた8年間の全てをぶつけます!!」

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