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【UFC101】ニアーの仕掛け空しく、ペルグリーノが勝利

2009.08.09

(C) ZUFFA■第6試合 ライト級/5分3R
カート・ペルグリーノ(米国)
Def.3R終了/判定3-0
ジョシュ・ニアー(米国)

【写真】2月にダンジグを下したニアーとエマーソンを下したペルグリーノ。ライト級セカンドGPの様相を呈した一戦はペルグリーノが勝利を挙げ、ジワリと浮上 (C) ZUFFA

距離を詰めて左右のパンチを狙うニアーは、さらにハイキックを放っていく。組みついて、シングルレッグから大きくニアーを持ち上げてテイクダウンに成功したペルグリーノは、すぐにハーフガードの態勢へ。クローズドに戻したニアーだが、ペルグリーノはエルボーを落としていく。中腰になったペルグリーノに草刈りスイープから腕十字を狙うニアーは、手首を掴んで再び腕十字を仕掛ける。

スラムでこの攻撃を回避したペルグリーノは、トップこそキープしているものの有効な攻撃を見せることができない。ペルグリーノはハーフを戻され、中腰からパウンドを落としながら担ぎパスガードを仕掛けたが、ここでもニアーがすぐに対処し腰を遠ざける。1R終了までハーフでトップに居座ったペルグリーノだったが、どちらかといえばアグレッシブなのはニアーの方だった。


2R、左ジャブを伸ばすニアーに対し、ペルグリーノは左右のパワフルなフックを見せて、そのままテイクダウンへ。一旦は腰を落とし、グラウンド戦を免れたニアーだったが、片足をホールドされテイクダウンを許してしまう。

ニアーの十字を潰し、右のパウンドをペルグリーノはヒットさせる。右足を越そうとしたペルグリーノの頭が下がると、ガードからエルボーを見せたニアー。またも腕十字+三角絞めを仕掛けたニアーを担ぎ、ペルグリーノはパスからマウント、さらにバックグラブへ。右手を取られたペルグリーノはそのままの態勢で2Rを終えた。

最終ラウンド、左ミドルをヒットさせたニアーだったが、すぐにテイクダウンを許す。ニアーのオモプラッタが汗ですべり、黒帯柔術家のペルグリーノは苦もなく右腕を引き抜いてパスへ。ニアーはクローズドにこそ戻したものの、ガードを強いられたまま劣勢が続く。

続いてペルグリーノは、ハーフからマウントへ。しかし、すぐに体を反転され、この試合で初めてガードへ。ペルグリーノはすぐにシッティングガードからシングルレッグを見せてテイクダウンを仕掛ける。ケージに詰まったニアーだったがエルボーを連打すると、ペルグリーノが右目周辺をカット。試合を優勢に進めたペルグリーノが流血に見舞われたところでタイムアップ。判定3-0でペルグリーノが勝利を手にした。

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