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【UFN35】PXC出身スモルカ、初陣でノンストップの激戦制する

2014.01.16

<フライ級/5分3R>
ルイス・スモルカ(米国)
Def.3-0: 29-28, 29-28, 29-28
アルプテキン・オズキリッチ(米国)

PXCフライ級王座奪取から、UFC入りとなったスモルカ。オズキリッチは右ストレートから左ボディフックを見せる。スモルカはローから後ろ回し蹴り、左ハイを繰り出すも、オズキリッチは左アッパーストレートを打ち込む。組んだ直後にテイクダウンを奪ったオズキリッチは、パウンドを振り回しながらパスに成功する。

立ち上がったスモルカが首相撲からヒザをボディに連続で蹴り込むが、構わずパンチを打ちこむオズキリッチ。スモルカの右で動きが止るシーンがあっても、パンチからテイクダウンを決めたオズキリッチは、ダックアンダーでトップを奪われそうになっても、腰をコントロールしてスクランブルを制する。立ち上がってフライングニーを見せたスモルカ、左ミドルから右ストレート、左フックをヒットさせる。パワフルだが荒いオズキリッチのパンチに対し、正確なストレート系のスモルカが持ち直した初回となった。

スモルカのヒザとオズキリッチのパンチが交錯し、さらにオズキリッチの右フックがスモルカを捉える。ヒザ蹴りから左を伸ばすスモルカ。右ハイを嫌がったオズキリッチが、間合いを取り直す。オズキリッチは左ボディフックをヒットし、右から左のフック。そしてダブルレッグを極める。起き上がったスモルカに対し、オズキリッチはネルソンからヒザを狙う。

スモルカの首相撲からのヒザを詰めて潰したオズキリッチだが、引き続きスモルカがヒザを突き上げ続ける。左ジャブをトリプルで打ち込んだスモルカの右ストレートがオズキリッチを捉える。疲れたオズキリッチもパンチを受けながら、左右のフックを返す。スモルカは右ストレートを連続で決めて首相撲へ。ここでテイクダウンに成功したオズキリッチが、腰をコントールするとスモルカは前転から足関節へ。オズキリッチのヒールを引き抜いて立ち上がったスモルカだが、最後にテイクダウンを許してしまった。

最終回、開始早々ダブルレッグでテイクダウンからバックを狙ったオズキリッチ、スモルカもスクランブルに強くスタンドへ戻る。と左から右をヒットしたスモルカが、首相撲からヒザ、右ハイと優位に立つ。左ジャブの連打から、右と攻め込むスモルカ。オズキリッチもフックを返すが、テイクダウンともども勢いがない。

スピニングバックキックからパンチで攻めるスモルカは、オズキリッチのテイクダウン狙いを潰して、右ストレートを放つ。上体が乱れるオズキリッチは、左から右を受けて後退する。スモルカはジャブからストレート、エルボーと前に出ると、オズキリッチのダブルレッグをスイッチで返しスタンドへ戻る。しかし、オズキリッチがここでシングルからバックへ。前方にオズキリッチを振り落したスモルカが、エルボーからダースチョークへ。タイトに絞めるスモルカに対し、オズキリッチはタートルポジションへ。トップからパンチを落すスモルカ、残り30秒でマウントへ、

左のパンチを連打し、さらに右、左、右とスモルカは、試合終了までノンストップでパウンドを落とし続けた。序盤の2Rはオズキリッチ、スモルカは最終回に2Pを取ってドローに持ち込めるか。果たしてジャッジの裁定は、29-28でスモルカに。2Rも自らのラウンドとしたか、スモルカがUFCデビュー戦をノンストップアクションで制した。

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