【Bellator109】『?』なジャッジもエティム、問題なく初勝利挙げる
<ライト級/5分3R>
テリー・エティム(英国)
3-0:30-26, 30-27, 29-28
パトリック・セノブル(米国)
試合開始直後にダブルレッグでセノブルをケージに詰めてテイクダウンを奪ったエティムは、背中を向けて立ち上がろうとしたところでバックを奪取。そのままマウントへ移行する。セノブルがフルガードに戻すとエティムは立ち上ってパンチを落す。再びバックマウントを取ったエティムがRNCへ。手首を掴んで外すセノブルが体を起こして立ち上がろうとする。
パンチを入れながらエティムは背中を伸ばそうとするが、セノブルが片膝を立て耐える。RNCは極め切れなかったが、バックマウントを取り続けたエティムが初回を取った。2R、エティムのダブルレッグに対し、足を引抜いて背中を見せて防いだセノブルだが、続くアッパーカットにダブルレッグを合わされてしまう。クローズドガードを取るセノブルは手首を掴んでパウンドを防ぐ。膝を臀部に突き当ててガードを割ったエティムは、即パスへ。セノブルもガードに戻すと、残り2分でレフェリーがブレイクを命じる。パンチのフェイントからまたもテイクダウンを決めたエティムが、このラウンドもモノにした。
最終回、右ハイから左ロー、さらに右ストレートを打ち込んだエティムが、差し上げテイクテイクダウンを奪う。脇差しパスからクロスフィックス、ブリッジしたセノブルからバックマウントを取ったエティムが、ここでもRNCへ。チョークを防ぐも、四の字フックから逃れることができないセノブル。ならばとセノブルは後方へパンチを入れるが、もちろん戦局は変わらない。残り1分を切り、RNCからパンチに切り替えたエティムだが、セノブルが胸を合わせようとする。エティムはガードを取って、頭を引き寄せてタイムアップを待った。ジャッジの裁定は3-0でエティムに。29-28 をつける考えられないジャッジもいたが、エティムがベラトール初陣を飾った。