【Bellator109】ジェンキンス、パウンド集中砲火でTKO勝ち
<ライト級/5分3R>
バッバ・ジェンキンス(米国)
Def.3R2分38秒 by TKO
イアン・ランメル(米国)
試合開始直後に右ストレートを打ち込んだジェンキンス。ランメルは打撃戦を嫌がるようにテイクダウンを狙うが、簡単に切られ引き込んでクローズドガードへ。パウンドから左のエルボーを落すジェンキンスに対し、ランメルはバタフライガードを見せるが、すぐにクローズドに戻す。ジェンキンスは引き続きエルボーを落とし、ランメルは右目尻をカットする。ランメルはハーフからキムラを狙い、一瞬腕を引き寄せることに成功する。立ち上がって左手を引抜いたジェンキンス、残り1分を切ってレフェリーがブレイクを命じる。
ローの応酬後、ここでも打撃戦を避けランメルがテイクダウン狙いから引き込む。ジェンキンスはガードのなかでタイトに抑え込み細かいエルボーを落した。2R、ジェンキンスは右ストレートを伸ばし、ランメルの蹴りに怯まず組みつくと、ダブルレッグダイブからスラムを決める。足を一本抜いたジェンキンスが左ヒジを押し付けるように落す。起き上がったジェンキンスは、腹を蹴り上げられるもタイトに抑えパンチをボディに落す。
ケージウォークを潰したジェンキンスが、渋い抑え込みを続ける。アームロックを狙うも、すぐにエルボー狙いに戻したジェンキンスに対し、ランメルは全く逃げるスペースがない。ジェンキンスが振りの大きなパンチを連続で落すと、ようやく上体を起こしかけたランメルだが、ジェンキンスがすぐに頭をつけて、グライディングを続ける。残り15秒、ランメルは再びキムラを狙うも2Rもタイムアップに。
最終回、ランメルの右ハイをブロックしたジェンキンスが、ダブルレッグから差し上げテイクダウンをイージーに決める。胸を合わせてガードにステイするジェンキンスが、起き上がって大きくジャンプしパンチを落す。そのままインサイドに収めるが、ランメルがようやくケージに背中をつける。首を抱えられたジェンキンスが首を抜くと、ランメルは再び背中をつける。勢いよいパンチを落したジェンキンスが、マウントへ。ブリッジから背中を見せたランメルに引き続き、速射砲のようなパンチを落すジェンキンス。上を向いたランメルの頭を左手で抱え、思い切り右を連打で落したジェンキンスがTKO勝ちを決めた。