【UFC167】ペレス復活。TD&ダウン奪取で完勝収める
<バンタム級/5分3R>
エリック・ペレス(メキシコ)
Def.3-0: 30-27, 30-27, 30-27
エドウィン・フィゲロア(米国)
左ジャブから右を伸ばしたフィゲロア。ペレスは左右のローを入れるが、続くフィゲロアの左フックに急所を蹴り上げてしまう。なかなか再開に応じることができなかったフィゲロアだが、試合がリスタートすると思い切り左を振るっていく。ペレスは左ローを返し距離を詰めてテイクダウンへ。尻餅をつかせてバックに。フィゲロアが胸を合わせると距離を取り直したペレスが、前蹴りで尻餅をつかせる。ミドルから右ストレートを打ち込んだペレス、ローをニータップのような形で切り返し、テイクダウンを奪う。残り90秒、ハーフからパンチを落すペレスはマウントを狙う。ブリッジから立ち上がったフィゲロアだが、直後にテイクダウンを許してしまう。そのままトップをキープしてペレスは初回を戦い切った。
2R、フィゲロの左フックに右フックを合せてペレスがダウンを奪う。立ち上がったフィゲロアは、懸命にパンチを振るうもペレスがダブルレッグから大きくスラムで投げつける。パスに成功し、バックからパンチを放り込むペレスがフィゲロアを立ち上がらせ、ヒザ蹴りからエルボーを入れる。距離を取ったペレスはフィゲロアの左を被弾し、さらに右も顔面に打ち込まれる。
テイククダウンで流れを遮断したペレスは、トップキープへ。残り10秒でブレイクが掛かったが、スタンドで動きはなかった。
最終回、左ジャブを伸ばすフィゲロア。互いにやや間合いを外したところで打撃戦を繰り広げる。ペレスの後回し蹴りは空振りになったが、直後にダブルレッグダイブに成功する。時間を掛けてパスしたペレスは、これで十分。時間の経過を持ち、ノースサウスからヒザをボディに落す。シングル狙いからフィゲロアが立ち上がると、ペレスはパンチで誘っておいて即ダブルレッグへ。
立ち上り際にエルボーを放ったペレス、残り30秒の打撃戦もボディから顔面を打ち抜くなどしっかりと戦い切ったペレスが、フルマークで復活の勝利を手にした。