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【Pancrase278】3年10カ月振りの勝利で川那子、男泣き

<フェザー級/3分3R>
川那子祐輔(日本)
Def.3-0:30-27.29-28.29-28
新居卓(日本)

低い構えでフェイトを交えプレッシャーを強める川那子。その前進にフックを合わせようとする新居。レフェリーのアクションの声が掛かると、新居が右フックを思い切り振るうが空振りに。川那子はヒザ蹴りを狙う。レフェリーがアクションを促し口頭注意が両者に与えられる。川那子は相手の攻撃を被弾しないよう慎重に初回の3分を戦い、最後にテイクダウンを狙うが決まらなかった。

2R、川那子はローから右ストレート。さらに右ローを重ねる。続いて左ローを入れるなど下から削っていく川那子に対し、新居はパンチへのカウンターを狙う姿勢が続く。逆にパンチを散らしてローを入れた川那子は、新居のワイルドなラッシュには間合いを外し、ローから左ジャブを打ち込む。左フックも入れた川那子だが、右フックを受けてヒザをつき立ち上がっても後退。新居が追いかけると、両者の左がヒットしてダブルダウン!! 前方に崩れた新居に対し、後方に倒れた川那子が立ち上がってチョークを狙った川那子が最後はリリースして脇腹を蹴り上げた。

最終回、右ローを入れた川那子が、左フックを振るう。バックステップでかわした新居は自ら攻めたい。飛び込みながら右を川那子が打ち込み、新居の右はダッキングでよける。川那子のスピニングバックフィストは空振りとなり、新居が左右のフックでラッシュを掛ける。パンチを貰うと動きが止まる川那子だが、下がらず前に出て左ヒザ。左フックを当てた川那子、残り20秒でダブルレッグを決める。直後に新居はキムラから腕十字狙い。ここでタイムアップとなり、3年10カ月振りの勝利を手にした川那子は感極まり、男泣きした。

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