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【Bellator102】元TPF王者を“組”で圧倒、クレイブTKO勝利

2013.10.05

<フェザー級/5分3R>
スコット・クレイブ(米国)
Def.2R3分14秒by TKO
アイザック・デジーザス(米国)

元TPFフェザー級王者でUFCファイターのナム・ファンにもTKO勝ちしているデジーザスが、プレリミ&地元枠ながらベラトールデビューとなった一戦。対戦相手のクレイブは13勝3敗のレコードの持ち主だ。サウスポーのデジーザスに対し、クレイブは開始直後にシングルレッグダイブでテイクダウンを奪う。サイドを取ったクレイブ、首を抱えたデジーザスがブリッジでトップへ。

デジーザスはクレイブの腕十字を察知し左腕を引抜いて、そのままエルボーを落す。と、今度はクレイブがスイープに成功し、トップを取り返す。組まれたままで立ち上がったデジーザスがクレイブをケージに押し込むも脇を差され、首をコントロールされてテイクダウンを許す。マウント狙いのクレイブ、ニーインザベリーの際にデジーザスが腰を押して、大きく後方へ移動して立ち上がる。

懸命にスタンドに戻っても、すぐにテイクダウンを許してしまうデジーザス。クレイブがマウントからバックに回りパンチ、RNC狙いから腕十字へ。ロールして起き上がったデジーザスはヒールフックを仕掛けるも、これを防いだクレイブにトップを許してしまう。アメリカーナからマウントを取ったクレイブが、初回をリードした。

2R、勢いのある右ローを打ち込んだデジーザス。続く右は相打ちとなり、直後にクレイブがダブルレッグでテイクダウンに成功する。すぐにサイドに入ったクレイブはケージウォークで態勢を変えようとするデジーザスの足を捌いてしっかりとサイドをキープしてマウントへ。左のエルボーを落すクレイブ。続いて左右のパンチを落すと、背中を向けたデジーザスへ再び腕十字へ。回転しながらヒジと肩を抜いたデジーザスだが、トップに戻れずすぐにマウントを許してしまう。

バックマウントから勢いのあるパウンドの連打をクレイブが落すと、レフェリーが試合を止めデジーザスはTKOで敗れた。デジーザスは簡単に下になり過ぎた。

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