【ONE30】右ストレートからパウンド&サッカーボールキック。ラトゥールが祖父の国で大勝
<68キロ契約/5分3R>
ヴィンセント・ラトゥール(オランダ)
Def.2R0分15秒by TKO
アルナウド・ルポン(フランス)
左ジャブからローを蹴り込むラトゥールが、パンチで猛攻をかけるもルポンがテイクダウン。スクランブルのなかでギロチンも、頭を抜かれてガードを強いられる。右目尻を既にカットしているルポンはクローズドガードもパンチを被弾する。スタンドに戻ったラトゥールは、サッカーボールキックを狙い、パンチの連打の後に起き上がってきたルポンに左ハイを放っていく。試合はフックの打ち合いとなり、ラトゥールが首相撲からヒザ蹴り。ルポンも左フックを返し、ケージ際で左右のフックからダブルレッグでテイクダウンに成功する。
ハーフガードから潜ろうとするラトゥールに鉄槌を連打するルポンが、左のパンチを続けるが今一つ力が感じられない。ラトゥールはキムラを仕掛けるも、逆にルポンがストレートアームロックへ両者とも口を開けて肩で息をしながら2Rの開始を迎える。早々に右ストレートを入れてダウンを奪ったラトゥールは鉄槌の連打から立ち上がってサッカーボールキック。さらにパウンドを一発落とし試合を決めた。「僕はオランダで生まれ育ったけど、祖父がインドネシア生まれ。どこで生まれ育とうか、そのことを誇りに思っている」と語ったラトゥールはジャカルタのファンの大声援を受けた。