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【UFC FUEL07】リドル、スプリット判定ながらミルズを完封

2013.02.17

<ウェルター級/5分3R>
マット・リドル(米国)
Def.2-1:29-28, 28-29, 30-27
チェ・ミルズ(英国)

サウスポーのリドルがまず、左ローを放つ。ミルズのパンチに組みつくも、ヒザを受けたリドルは、必死にケージまでドライブする。シングルレッグからダブルに切り替え、テイクダウンに成功したリドルだが、ミルズもケージを利用してすぐに立ち上がる。

自ら距離を取ったリドル、ミルズは右ミドルから前に出るも、再びダブルレッグでテイクダウンを奪われる。ここも立ち上がったミルズは、続く打撃の間合いで左ローを連打する。さらに左フックを打ち込むも、リドルが即組みつく。ミルズはヒザにボディを突き上げるが、ボディロックからアウトサイドトリップで倒され、今度は背中をマットにつかされる。このままリドルがトップをキープし、初回を取った。

2R、ミドルからシングル、レッグリフトから足を払いテイクダウンに最高したリドルは、上四方からノースサウスチョーク狙いへ。左手を入れて、なんとか耐えきったミルズだが、サイドは許したままだ。骨盤にプレッシャーを与えるリドルが、細かいパンチを落していく。マウントを狙いつつ、エルボーと拳を落すリドルから、なんとかハーフを取ったミルズだが、残り1分でマウントを許す。

ミルズのブリッジにバックに回り込んだリドルは両足をフックし、腕を引き寄せるとそのままマウントへ。このラウンドは完全にリドルのモノとなった。最終回、左ジャブから右ストレートを打ち込んだミルズ、リドルのテイクダウン狙いを防ぐと、パンチの交換で打ち勝つ。と、距離を取りなおしたリドルが、シングルレッグへ。スイッチから足をすくったミルズだったが、リドルはワキを差して押し込み危険を回避。

ヒザをついてドライブしようとしたリドルに小手投げを仕掛けるミルズ。これは同体が関の山だ。と、リドルが低い姿勢でもぐりこみまたもテイクダウンを決める。右のエルボーを落したリドルが足を一本引抜き、さらにパスを狙う。キムラを仕掛けたリドルをリバーサルしたミルズが、パウンドを連続で落す。

先に立ち上がったミルズ、レフェリーがリドルにスタンドに戻るように指示を出す。仕切り直しの直後、組みついたリドルはそのままケージにミルズを押し込んだままタイムアップを迎えた。なぜか、ジャッジ一人がミルズを支持しヒヤッとさせられたが、スプリットで判定勝ちした。

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