【WFOF01】単発のジャブの打ち合いは、デイブ・ブランチに凱歌
<ミドル級/5分2R>
デイブ・ブランチ(米国)
Def.3-0:29-28,29-28,29-28
ダスティン・ジャコビー(米国)
まずは右ジャブを見せたブランチが組みついてテイクダウンを狙うが、ケージ際でジャコビーが態勢を入れ替え、再び距離を取る。ジャコビーは左ミドルを見せるが、体が伸びあがって威力が感じられない。ブランチが右ローを返し、続くダブルレッグダイブでテイクダウを奪うことに成功する。
クローズドガードのジャコビーは、ケージ際に押し込まれ立ち上がり際に首をホールドしていく。ジャコビーは胸を合せて距離を取り直す。ブランチのダブルレッグを切ったジャコビーが左フックを伸ばす。両者、手数が少ないままタイムアップに。
2R、ジャコビーの左ジャブがヒットし、続いて右ミドルがブランチの背中に蹴り込まれる。ブランチの右に右のカウンターを合わせたジャコビーは、引き続き左を放っていく。中盤でテイクダウンからバックに回ったブランチだが、ジャコビーはここでも胸を合わせ、パンチでプレッシャーを与える。
スナップの効いたパンチを見せるジャコビー、相打ちになるとブランチは分が悪い。
3R、ジャブの牽制から、ジャコビーの蹴り足を掴んだブランチだが、テイクダウンには至らない。左ジャブから右ストレートを伸ばしたジャコビーは、ダブルレッグを見せたるも、すぐにあきらめる。右ボディなどパンチのバリエーションは多そうなジャコビーだが、如何せん距離が遠い。
ブランチのテイクダウン狙いを切って、左ジャブを伸ばすジャコビーは、手数ではブランチをリードする。残り5秒で仕掛けたシングルも決め切れなかったジャコビー。結果、ジャッジ3者が29-28をつけブランチが判定勝ちを手にした。