【UFC177】代打ソトの健闘光るも、ディラショーが右ハイキック→左ストレートでKO防衛
<UFC世界バンタム級選手権試合/5分5R>
[王者] TJ・ディラショー(米国)
Def.5R2分20秒 by KO
[挑戦者] ジョー・ソト(米国)
ヘナン・バラォンの体調不良による欠場で、急遽メインイベントはディラショーVSソトのバンタム級王座戦に変更となった。構えをスイッチしながらステップするディラショー。そこからパンチのフェイントを見せて前に出る。ディラショーはサウスポーから左ストレートを伸ばしたかと思えば、オーソドックスに構えてワンツーを打つ。
ソトはディラショーがオーソドックスになったところで前足にシングルレッグに入るが、ディラショーはそのままバックへ。ソトも正対して立ち上がる。ディラショーはサウスポーから左ハイキック、オーソドックスで右ストレートを打つと、ソトも右ストレートを返す。サウスポーでプレッシャーをかけるディラショーが左ストレート、オーソドックスに構えて左ボディと左ハイを蹴る。ワンツー、右アッパーで前に出るディラショー。ソトもコンパクトに右ストレートを打ち返す。
2R、サウスポーに構えてパンチで前に出ていディラショー。そこにソトが右ストレートをヒットさせる。ガードを固めて前に出ていくソト。ディラショーが右アッパーをねじ込むが、ソトはジャブ突いて下がらない。ディラショーはジャブ、左ストレート、右フック、距離が詰まるとヒザ蹴りを突き上げる。距離を取りながら左ストレートを狙うディラショー。ソトはディラショーの左ボディに左フックを狙う。ガードを上げて前に出るソト。ディラショーはジャブ、左ストレート、ヒザ蹴りで迎え撃つ。
3R、オーソドックスのディラショーが右ロー、パンチのコンビネーションで前に出る。ソトも固いブロックからのジャブ&右フックで応戦。ディラショーはサウスポーで上体を低く構えてジャブから左ストレートにつなげる。ソトもダブルレッグに入るがディラショーに切られる。
細かくジャブからパンチを組み立てるディラショー。ソトも右ストレートを返して譲らない。ディラショーがダブルレッグでテイクダウンを奪うと、ソトはガードポジションから腕十字を狙いつつ、立ち上がる。構えをスイッチしながらジャブ、ワンツー、ヒザ蹴りを見せるディラショー。ソトはペースを変えずジャブから右ストレートにつなげる。
4R、ジャブから右アッパーを突き上げるディラショー。サウスポーに構えて左ミドルとインローを蹴り、右フックを当てる。ソトはガードを上げて前に出て左フック、ジャブから右ストレートとボディ打ちにつなげる。前に出るソトとそこにパンチを合わせるディラショー。どちらも譲らないパンチの攻防が続く中、ディラショーがダブルレッグでテイクダウンを奪う。背筋を伸ばしてパンチを落とすディラショー。ソトはラバーガードに捉え、下からタックルに入るような形で立ち上がる。
5R、シングルレッグでテイクダウンを狙うソト。切ったディラショーは左ハイキックでソトにケージを背負わせて左ボディからパンチをまとめる。サウスポーのディラショーが右フックと左ストレート、左のヒザ蹴りを突き上げる。ソトも必死にパンチで前に出るが、ディラショーはバックステップでそれをかわす。
そしてサウスポー構えからジャブとワンツー、そしてオーソドックスから右ハイキック。これでソトの動きが止まり、ディラショーが追撃の左ストレートを打ったところでレフェリーが試合をストップ。代役ソトの健闘も光る一戦だったが、最後はディラショーがKOで王座防衛に成功した。