【Award】2012年上半期ニュータレント 2位~5位
【写真】グローバー・テイシェイラは、最高峰=UFCライトヘビー級戦線でトップ集団に即加わることはできるか。
2012年上半期MMAPLANET AWARD第13弾。43大会、331試合のレポートの中から選ばれたニュータレント、既にトップの評価を受けるファイターも含まれた2位~5位を発表します。
Photo by GONGKAKUTOGI & KEITH MILLS
<ニュータレント第2位>
グローバー・テイシェイラ(ブラジル)
フアスVT所属
通算MMA戦績20戦18勝2敗
修斗南米大陸ヘビー級王者
UFCライトヘビー級出場
2012 年上半期戦績3戦3勝
5月26日×カイル・キングスバリー
待望の米国再進出を果たしたブラジル・ドメスティック最強ファイター。マーシオ・クルーズ、リコ・ロドリゲス、マーヴィン・イーストマンらUFCベテランを蹴散らしてきた雌伏の時を終え、オクタゴンデビュー戦ではキングスバリーを何もせず制圧。今後に超期待のファイターだ。
<ニュータレント第3位>
ローリー・マクドナルド(カナダ)
トライスタージム所属
通算MMA戦績14戦13勝1敗
UFCウェルター級出場
2012 年上半期戦績1戦1勝
4月21日×チェ・ミルス
「今さらニュータレントとして挙がるのは?」という声が挙がるかもしれない実力者。世界最高峰でトップ集団に新しい血が入ってきたという意味でのランクイン。師といえるGSPと比較すると、まだ荒っぽいがアグレッシブでファンの支持も二重丸だ。9月22日にBJ・ペンが決定しており、いよいよ世界の超一流入りが掛かる一番を迎える。
<ニュータレント第4位>
ダニエル・コーミアー(米国)
AKA所属
通算MMA戦績10戦10勝0敗
StrikeforceワールドGPヘビー級T優勝
Strikeforceヘビー級出場
2012 年上半期戦績1戦1勝
5月19日×ジョシュ・バーネット
ストライクフォースにとって最後のヘビー級大舞台でジョシュ・バーネットを圧倒。破壊力十分のパンチで拳を負傷したこともあってから、途中からテイクダウンを織り交ぜて戦うと、さらに強さが倍加。がぶりやトップコントロールも抜群に強く、この後の戦場が気になる。
<ニュータレント第5位>
ダニエル・ストラウス(米国)
チーム・ヴィジョン所属
通算MMA戦績24戦20勝4敗
BFCシーズン6フェザー級T優勝
BFCフェザー級出場
2012 年上半期戦績3戦3勝
3月9日×ジェレミー・スプーン
4月13日×マイク・コーリー
5月11日×マルロン・サンドロ
テイクダウンを許さず、手数で攻勢点を稼ぐ派。何があってもマルロン・サンドロからバックマウントを奪うのだから、その強さに文句はいえない。