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【UFN16】クレドゥアーUFC2勝目も試合は…

2008.12.11

(C) ZUFFA■第7試ミドル級/5分3R
ティム・クレドゥアー(米国)
Def.2R終了/バーバルタップアウト
ネイト・ローラン(米国)

【写真】ローランがバーバルタップアウト。クレドゥアーがTKO勝ちでUFC二勝目を挙げた (C) ZUFFA

小気味いい左を繰り出すクレドゥアー、ケージにローランを追い込んでボディにヒザを見舞っていく。左ハイをみせたクレドゥアー、ローランの左フックは空振りに終わる。出入りとサークリングで距離をコントロールするクレドゥアーに対し、ローランの攻撃は空を切ることが多い。


距離間を掴み切れないローランに、クレドゥアーの右フック、ミドル、右ストレートがヒットする。スーパーマンパンチからローを受けつつも、2発目をカットし、右フックを見せたクレドゥアーが静かな試合を優勢に進めた。

2R、思い切り飛び込んだローランは続いてテイクダウンを狙ったが、クレドゥアーがしっかり受け止めると、自ら引き込んでラバガードへ。続いてフルガードから腕十字、トライアングルを仕掛けたローラン、クレドゥアーは脇をさしてパスを狙う。左目じりをカットしたローランにパウンドを落とすクレドゥアーだったが、両手首を掴むローランのガードワークに攻めあぐねる。

試合はスタンドに戻り、ここでも主導権を握っているのはクレドゥアーだが、爆発力に欠け迫力の乏しい試合。ラウンド終盤には、クレドゥアーが右ストレートを2発ヒットさせ、右を思い切り放っていくと、ようやく観客席が熱くなったが、ここで2Rが終了した。

インターバル間にローランが試合続行不可能を伝え、クレドゥアーがバーバルタップアウト(口頭によるタップ)、TKO勝ちでUFC二勝目を挙げた。

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