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【TUF15】第5週、プロクター勝利でフェイバー組勝ち越し

Proctor vs Tickle
【写真】逸るクリス・ティックルをしっかりと仕留めたジョー・プロクター。チーム・フェイバーが3連勝で、星を3勝2敗とひっくり返した(C) UFC

13日(金・現地時間)に行われたTUF15は第5週を迎え、チーム・クルーズのクリス・ティックルとチーム・フェイバーのジョー・プロクターの試合が行われた。

米国はイースターウィークエンド、家族と過ごせない寂しさを語るファイター、構わずプールでバカ騒ぎにこうじる者。すぐに試合が控えるティックルは、チキンを頬張るチームメイトを横目にサラダを食べて、自らが孤独な時間を過ごしてきたことを告白した。

そのティックルはパンを食べながら計量をパス、プロクターは「僕はいつもハウスでも目立っていないし、試合になると驚くと思うよ」と冷静に語った。ユライア・フェイバーとドミニク・クルーズのやり取りもギスギスとし始めたなか、両者の代理戦争といえるティックル×プロクター戦が始まった。

<ライト級/5分2R>
ジョー・プロクター(米国)
Def.1R4分42秒 by リアネイキドチョーク
クリス・ティックル(米国)

左ジャブを同時に打ち込んだ両者。ティックルの右ローが決まると、プロクターも右ローを返すが、声を出しながらパンチを振るうティックルに勢いがあるか。プロクターはパンチを打ちこみ組みつくも、ティックルが離れ際に右フックをヒットさせる。荒いフックとともに前に出るティックルは、やや肩で息をするように。


残り2分、フックのワンツーが空振りになったティックルとの距離を詰めたプロクターが、首相撲からヒザを突き上げる。ケージにプロクターを押し込んだティックルのエルボーが空を切と、いつの間にかプレッシャーをかけるのはプロクターとなり、1分を切ってダブルレッグからテイクダウンへ。すぐにバックに回り込むと、立ち上がったティックルにリアネイキドチョークを仕掛け、後方に倒れ込む。

しっかりと喉に左腕が食い込み、ティックルはタップ。チーム・フェイバーが連敗スタートから、3連勝を果たした。「ティックルはタフだった。これはMMA、僕は柔術家だしアゴにパンチを入れるんじゃなくて、自分のやるべきことをやった」とプロクターは語った。

結果、次週のマッチアップ決定権を保持したままのユライアは、自信を持ってジョン・コファーとビンチ・ピチェルを指名した。


完売間近・・・、TUF15 オフィシャルアパレル残り僅か・・・

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