【BFC61】ミドル級T開幕、ベスト4進出を決めたのは?
16日(金・現地時間)、ルイジアナ州ボージャーシティのホースシュー・リバードームでは、ベラトールFCシーズン6、第2週「Bellator61」が開催された。
今大会より、シーズン6ミドル級トーナメントがスタート、ベスト4進出を懸けた4試合が行われると、マイケル・ファルカォン、ブライアン・ロジャース、ヴェチェスラフ・フェシレフスキー、ブルーノ・サントスの4名が勝ち上がった。
ベラトールFC世界ミドル級王者ヘクター・ロンバードの去就にも関心が寄せられている同級だが、まず大きなインパクトを残したのは、ヴァンダレイ・シウバの柔術コーチとして知られるヴィトー・ヴィアナからド派手なノックダウンを奪ったロジャースだ。1R終盤、ジャブからストレートでヴィアナをふらつかせると、走り抜けるようなジャンピングニーでヴィアナを下した。
また、アーム・コレクター=ジヴァ・サンタナを破ったブルーノは、初回にフックとロー&ミドルで攻め込まれるも、2Rには相手を前方へと投げ捨てるような豪快なダブルレッグを披露。サンタナもがぶられた状態から腰をきってブルーノを前方に崩すと、そのまま脇固めのような態勢となり見せ場を作るも、3Rにはサンタナの前進に合わせるようなダブルレッグや、ケージ際でもテイクダウンを決めたブルーノが判定勝利を挙げている。
なお、今大会で予定されていた、仕切り直しのシーズン5ヘビー級トーナメント決勝=チアゴ・サントス×エリック・プリンドル戦は、プリンドルがインフルエンザ様の症状により、来週23日(金・同)の「Bellator62」へとスライド。同大会では、ライト級トーナメントが開幕し、昨年、元UFCファイターのカート・ペルグリーノをTKOで下すなど、BFCライト級戦線を盛り上げたパトリシオ・フレイレの実兄=パトリッキー・フレイレも登場する。
■BFC61 主な試合結果は下記の通り
<ミドル級トーナメント準々決勝/5分3R>
マイケル・ファルカォン(ブラジル)
Def.判定3-0:30-27、30-27、30-27
ノーマン・パライシー(フランス)
<ミドル級トーナメント準々決勝/5分3R>
ブライアン・ロジャース(米国)
Def.1R4分14秒 by TKO
ヴィトー・ヴィアナ(ブラジル)
<ミドル級トーナメント準々決勝/5分3R>
ヴェチェスラフ・フェシレフスキー(ロシア)
Def.判定3-0:29-28、29-28、29-28
ビクトー・オドネル(米国)
<ミドル級トーナメント準々決勝/5分3R>
ブルーノ・サントス(ブラジル)
Def.判定3-0:30-27、29-28、29-28
ジヴァ・サンタナ(ブラジル)
■BFC62 主要対戦カードは下記の通り
<シーズン5ヘビー級トーナメント決勝戦/5分3R>
エリック・プリンドル(米国)
チアゴ・サントス(ブラジル)
<ライト級トーナメント準々決勝/5分3R>
パトリッキー・フレイレ(ブラジル)
ロイド・ウッダード(米国)
<ライト級トーナメント準々決勝/5分3R>
リック・ホーン(米国)
ヒカルド・チルローニ(ブラジル)
<ライト級トーナメント準々決勝/5分3R>
JJ・アンブローズ(米国)
ブレント・ウィードマン(米国)
<ライト級トーナメント準々決勝/5分3R>
チアゴ・ミシェウ(ブラジル)
ヘネ・ナサレ(ブラジル)