【Challengers】北京五輪メダリスト=ロウジーに注目
18日(木・現地時間)、19日(金・同)に2カ月振りにラスベガスのパームス・カジノリゾート内ザ・パールで開催されるStrikeforce Challengersの公開計量が行われた。
ミドル級契約でロシアのアドラン・アマドフと対戦予定だったアンソニー・スミスは公開計量時に190ポンドと5ポンドもオーバーし、時間内では188ポンドまでしか落とせなかったため、この試合は188ポンドキャッチウェイトで行われることとなった。
この他の出場選手は問題なく計量を終えている。ストライクフォース本戦の将来も、まだ不透明な状況で行われるチャレンジャーズ、メインはTUFシーズン8予選で負傷し、ホーム入りがならなかったブリットが、初のミドル級に出場し、ルムンバ・サヤーズと対戦。
ハファエル・フェイジャォン、そしてOSPとストライクフォース・ライトヘビー級戦線のトップに遅れを取ったブリットだが、翌日に開催されるUFC139にはライアン・ベイダー、カイル・キングスベリー、そしてトム・ローラーとTUF8勢が揃って出場、今もベイダーやキングスベリーと親交があるというブリット、UFC組に負けないインパクトを残したいところだ。
同大会注目は、紅一点女子MMAマッチに出場するロンダ・ロウジーだ。アテネ&北京と柔道で2大会連続オリンピック出場を果たし、北京では70キロ級で銅メダルに輝いている。セコンドにゴーコー・シビチアンの盟友、米国柔道+プロレス界の伝説ジーン・ラーベルを帯同したロウジーが、8月のSFCデビュー戦同様、柔道技+危ない関節技を見せるか。アスリートとして堂々とした体躯を誇るロウジー、他の男子を圧倒するファイトを見せるやもしれない。
プレリミではMMA3連勝を賭けて、マット・ライスハウスと対戦するビル・クーパーの成長ぶりも気になるところだ。
■SFC主な計量結果
<ライトヘビー級/5分3R>
アントワン・ブリット:184ポンド(83.46キロ)
ルムンバ・サヤーズ:185ポンド(83.91キロ)
<女子145ポンド級/5分3R>
ロンダ・ロウジー:146ポンド(66.22キロ)
ジュリア・バッド:146ポンド(66.22キロ)
<188ポンド契約/5分3R>
アンソニー・スミス:188ポンド(85.28キロ)
アドラン・アマゴフ:184ポンド(83.46キロ)
<ライトヘビー級/5分3R>
TJ・クック:205ポンド(92.99キロ)
トレバー・スミス:205ポンド(92.99キロ)
<ミドル級/5分3R>
デレック・ブルンソン:186ポンド(84.37キロ)
ネイト・ジェイムス:184ポンド(83.46キロ)
<ライト級/5分3R>
ビル・クーパー:154ポンド(69.85キロ)
マット・ライスハウス:155ポンド(70.31キロ)