【WEC31】恐るべきフィジカル、ユライア・フェイバー
■第9試合WEC世界フェザー級選手権試合5分5R
[王者]ユライア・フェイバー(米国)
Def.2R4分22秒/ギロチンチョーク
[挑戦者]ジェフ・カーラン(米国)
【写真】ポジショニングで、その強さをみせつけたカーラン。実力者ぶりは健在だった (C) MMAPLANET
試合はカーランのテイクダウンでスタートを切った。フックガード、そしてバタフライガードを取るユライアの両膝を乗り越えマウンドを奪取したカーラン。ユライアがブリッジした動きを利して、バックマウントへ移行する。ここからほぼ4分間、カーランはバックを取り続けパンチ、チョークで攻め続けた。ラウンドの終盤になり、バックマウントから抜け出したユライアはエルボーで反撃に移り、ここで1Rが終了した。
ポジションを許し初回を失ったユライアは、2Rに入ってもガードワークを強いられた。三角絞めからオモプラッタを仕掛けるが、ここでパスさら再びバックマウントを失う。
しかし、この態勢になってから絶対的な攻撃を受けない技術+フィジカルを持つユライア、反対にバックをキープすることでカーランが体力を消耗していく。バックマウントから抜け出し、スタンドに戻ったユライアはカーランをケージに押し込み、スタンドでジャンピングニーからギロチン。ここで極めることはできなかったが、ガードを取ったカーランが片足タックルを仕掛けてきたところで再びギロチンへ。渾身の力を込めて捻りあげると、挑戦者はタップアウト。ユライアが王座防衛に成功した。
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