【LFC05】7/16 マカオのレジェンドFCに濱村参戦
7月16日(土・現地時間)にマカオのグランドハイアット・マカオ、シティ・オブ・ドリームでLegend Fighting Championshipの第5回大会が行われ、ウェルター級戦に“伏見のリョート”こと濱村健が出場、中国の散打ファイター=ウォン・サイと対戦することが発表されている。
【写真】 その独特な打撃スタイルが、プロモーターの目に留まった濱村健。アジアを舞台にのし上がることはできるのか (C) MMAPLANET
レジェンドFCは2011年1月に香港で旗揚げされたMMAイベントで、リングを使用、北米MMAユニファイドルールにグラウンド状態での頭部へのヒザ蹴りが認められたルールが採用されている。
プロモーターはマイケル・ヘスキャンプで、現地の格闘技事情も相俟って打撃系ファイターを中心にイベントを展開中。中国、韓国、台湾、フィリピン、インドネシア、インド、豪州、ニュージーランドのファイターが活躍する中規模イベントながら、主な選手は専属複数回契約が結ばれ、ソリッドな運営方針が採られている。
散打とブラジリアン柔術が基礎というウォン・サイと対戦する濱村は、空手が基礎で間合いを測ったファイトスタイルを研磨中だ。中国武術と日本の武道の激突というところが、ヘスキャンプ好みとなった今回の対戦。勝者は今後、タイトル戦線に絡んでくることも予想され、アジアに拡散するMMAにあって、非常に興味深いマッチアップといえる。
ウェルター級とバンタム級の選手権試合が含まれた全9試合、米国やカナダではPPV中継もされるという今大会。最近では日本、韓国、フィリピン、香港&マカオ、シンガポールなどMMAアジア圏の交流が徐々に叫ばれるようになっており、レジェンドFCの注目度も高まるやもしれない。
■LFC 05対戦カード
<ウェルター級選手権試合/5分3R>
ベ・ミョンホ(韓国)
ロッド・マックスウエイン(ニュージーランド)
<バンタム級選手権試合/5分3R>
ゾ・ナムジン(韓国)
ヤオ・ホンガン(中国)
<ライト級/5分3R>
ロブ・ヒル(豪州)
ナム・イチョル(韓国)
<ウェルター級/5分3R>
アレックス・ニウ(米国)
リ・ジンリャン(中国)
<フェザー級トーナメント1回戦/5分3R>
川那子祐輔(日本)
マーク・ストリーグル(フィリピン)
<ウェルター級/5分3R>
濱村健(日本)
ウォン・サイ(中国)
<フェザー級トーナメント1回戦/5分3R>
フランシーノ・チルタ(米国)
ウ・チェンジェ(中国)
<ミドル級/5分3R>
ヤン・ヘジュン(韓国)
パット・クローリー(ニュージーランド)
<バンタム級/5分3R>
スン・ミンエン(台湾)
ヴィンセント・シュウ(香港)