【UFC ESPN70】連続KO勝利は5でストップでもガルシアが14位ケイターを左ストレートで攻めたて判定勝ち
<フェザー級/5分3R>
スティーブ・ガルシア(米国)
Def.3-0:30-27.30-27.30-27.
カルヴィン・ケイター(米国)
サウスポーのガルシアが距離を詰めると、ケイターが左に回る。左ストレート、左ハイからスピンキックを繰り出すケイター。ワンツーに対してガルシアはサウスポーへのスイッチも見せる。ケイターは左右に回りつつもケージを背負わされる場面も増えてきた。ガルシアは右アッパーから左ストレートに繋げるも空振り。ケイターもなかなか距離を詰めることができない。
ガルシアの左ストレートが伸びる。ケイターがサウスポーにスイッチして左を伸ばすと、ガルシアがダッキングから左を打ち込んだ。右ストレートと右ハイのコンビネーションをかわしたガルシアのローを受けたケイターがバランスを崩した。ケイターも左ヒジを当てていく。ガルシアの関節蹴りを受け、ケイターは中に入れず初回を終えた。
2R、ガルシアは関節蹴りから距離を詰め、左ストレートを伸ばしていく。右カウンターを放ちながら下がるケイターだが、パンチはガルシアに届かず。ワンツーをパーリングで防がれたガルシアは、左スピニングバックキックをボディに突き刺した。続けてパンチを上下に散らすガルシア。眉間の辺りから出血が見られるケイターも、右ストレートのカウンターを狙う。
ガルシアの左ハイ、右ジャブに対しスイッチしながらディフェンスするケイター。やはり後手になっている感は否めない。手数を増やしたガルシアがボディを狙う。出血が気になる仕草を見せるケイターに、ガルシアは手を止めずパンチを繰り出し続けた。
最終回、ガルシアが頭を振りながら左ストレートを顔面、ボディに打ち込む。ケイターも左スピニングバックフィストを繰り出すが、ガルシアのプレスを止めることはできない。左のダブルを受けたケイターがダウン。すぐに立ち上がり、左腕を差し上げてガルシアをケージに押し込む。しかしガルシアが差し返すとケイターは離れた。
下がるケイターをパンチで攻め立てるガルシア。ケイターは右ジャブ、右ストレート、左ヒジを返すが届かず。ガルシアが一気に踏み込んで左縦ヒジを放った。ケイターは足払いで、こかし切ることができない。ケイターの右カウンターがガルシアの顔面を捕らえる。構わずガルシアは前に出続けて試合終了のホーンを聞いた。
判定は文句なく、フルマークでガルシアの勝利。連続KO勝ちは5で止まったものの、フェザー級14位のケイターを下したことでランキング入りは確実か。