【RIZIN LANDMARK04】最後のTDまで見事にやり切ったSARAMIがラーラ・フォントーラから3‐0の判定勝ち
<49キロ契約/5分3R>
SARAMI(日本)
Def.3-0
ラーラ・フォントーラ(ブラジル)
かなり遠い位置に立つ両者。ラーラが右前蹴りを見せる。SARAMIは遠い距離で小刻みに動き、カウンターで右を合わせる。ヒザで前に出るラーラ、SARAMIが距離を取る。一瞬の首相撲からラーラはヒザ蹴り、離れて前蹴りを見せる。と、ここでレフェリーがブレイクを命じる。
首相撲の前に両者の頭が当たっており、SARAMIの右目じりがカットしている。再開後、両者が距離を取る。ラーラは右ローを2発、前に出たSARAMIがパンチを放って離れる。ラーラのワンツーにSARAMIが左を合わせる。ラーラも組みでなく、打撃勝負か。ヒザ蹴りから右のラーラ、SARAMIが右を合わせる。残り1分、距離が近づいた両者。ラーラが右を打ち下ろし、SARAMIも右を返す。ラーラが跳びヒザを狙ったところで時間となった。
2R、ラーラがジャブを伸ばし、首相撲にもSARAMIが組んでケージへ。ボディロックを解除してSARAMIが離れる。右ローから左ジャブを伸ばすラーラは、SARAMIのスピニングバックフィストをかわす。SARAMIは右オーバーハンドもヒットせず、間合いを取り直す。組まないラーラに右オーバーハンドを入れたSARAMIが、ジャブに左を合わせる。ラーラは首相撲&ヒザ蹴り、続く右ストレートはSARAMIがかわす。右を当てたSARAMIが前蹴り、姿勢を乱したがすぐに前を向く。さらに右カーフを効かせたSARAMIが、ジャブにも前蹴りを当てる。ラーラが左ハイを2度見せる。左ボディストレート後の右オーバーハンドを空振りしたSARAMIだが、手数と精度でリードした。
最終回、ケージを背負い遠い位置で左ハイを見せたラーラ。左ミドルハイにも崩れないSARAMIが、左ジャブを届かせる。ラーラの右は初動が大きく、SARAMIがバックステップでかわす。左前蹴りが鋭いSARAMIは、組んでこないラーラに戦いやすいか。逆に最大の強みを完封して戦うラーラは、戦術としてミスを犯しているか。それでも左ミドルを入れたラーラに対し、SARAMIが前蹴りを返す。右を受けても右を返すSARAMIは、ラーラの前進を前蹴りで止める。
残り2分を切り、SARAMIが左ジャブから右ローを決める。と、再びSARAMIにドクターチェックが入る。再開直後にボディロックから小外刈りテイクダウンを決めたSARAMIがサイドで抑える。足を戻せないラーラの顔面にヒザを入れたSARAMIが、そのまま上をキープしタイムアップに。最後の切り替えが素晴らしかったSARAMIが、3‐0で勝利を手にして小躍りから号泣モードで北岡悟と抱き合った。